ランドセルのサブバッグは手作りできる?

ランドセルのサブバッグは手作りできる?

「今日は体操着と水筒と上履きも持っていかないといけない……」そんな日、お子さんが荷物を両手に持って登校する姿を見ると、なんとかしてあげたいですよね。

実は、ランドセルに直接取り付けられるサブバッグを手作りすることで、その悩みをまるっと解決できるんです。
難しそうに見えて、作り方のポイントさえ押さえれば、ミシン初心者さんでも意外とスムーズに作れますよ。

この記事では、ランドセル用サブバッグの基本的な作り方を、材料の準備からランドセルへの固定方法まで、丁寧に解説していきます。
読み終わる頃には「これなら私にも作れそう」ときっと感じてもらえると思いますよ。

ランドセルのサブバッグは「固定方法を先に決める」のが成功のカギ

ランドセルのサブバッグは「固定方法を先に決める」のが成功のカギ

結論からお伝えすると、ランドセル用サブバッグを手作りするときは、袋を縫う前に「どうやってランドセルに付けるか」を決めることが最重要ポイントです。

固定方法によって型紙の形が変わってきます。
縫い終わってから「あれ、付け方を考えてなかった」となってしまうと、せっかくの手作りバッグが使えないものになってしまうかもしれませんね。

まずは固定方法を3つの中から選んで、そこから逆算して作り始める——これが手作りサブバッグを成功させる一番の近道なんですね。

なぜ固定方法を先に決めることが大切なの?

なぜ固定方法を先に決めることが大切なの?

ランドセルへの装着方法は大きく3タイプある

ランドセル用サブバッグの装着方法には、主に以下の3タイプがあります。

  • 面ファスナー(マジックテープ)でかぶせに固定するタイプ
  • 背カンやショルダーベルトに通して固定するタイプ
  • ゴムや紐でランドセル本体に留めるタイプ

それぞれ構造がかなり違うんですね。
型紙を作る段階で「かぶせ部分を作るか」「ベルト通し部分を付けるか」が決まってくるので、最初に装着方法を選んでおくことがとても大切なんです。

型紙の考え方は2通りある

型紙の作り方には、大きく2つのアプローチがあります。

  • 袋をゼロから新しく作る方法
  • 手元にある手提げバッグやポーチを補助バッグとして転用する方法

もしお家に使っていないポーチや手提げバッグがあれば、それに留め具を付けるだけでランドセル用サブバッグが完成することもありますよ。
「とにかく簡単に作りたい」という方さんには、転用方法がおすすめかもしれませんね。

生地選びは「丈夫さ」を最優先に

サブバッグは毎日ランドセルに付けて動くものなので、生地には丈夫なキャンバス地・オックス・ナイロンなどを選ぶのがおすすめです。
表布・裏布・接着芯の3層構造にすると、強度がぐんと上がりますよ。

薄い生地でも作れないわけではないですが、荷物が重くなる日もあることを考えると、最初から丈夫な布を選んでおくと安心ですよね。

安全面への配慮も忘れずに

サブバッグは「ランドセルにしっかり固定されているか」「子どもの身体に当たりにくい位置にあるか」という点も気にしてあげてほしいんですね。
ぶら下がりすぎていると歩いたときに揺れてぶつかったり、転んだときに引っかかる可能性もあります。

多くの作例では、ランドセルのかぶせ(フタ)や持ち手部分に固定して、体に近いところでバッグを安定させる工夫がされています。
お子さんが毎日使うものだからこそ、安全面もしっかり考えてあげたいですよね。

実際の作り方を3つのスタイルで見てみよう

実際の作り方を3つのスタイルで見てみよう

ここからは、具体的な作り方を3つのスタイルで紹介していきます。
ご自身の作りたいイメージに合わせて参考にしてみてくださいね。

スタイル① 面ファスナーでかぶせに固定するシンプルサブバッグ

用意するもの

  • 表布(オックスやキャンバス地など)
  • 裏布(ナイロンや綿など)
  • 接着芯
  • 面ファスナー(マジックテープ)
  • ミシン・糸・針・ハサミ・定規

作り方の流れ

① サイズを測る
まずランドセルのかぶせ(フタ)の幅と、入れたい荷物のサイズを測りましょう。
水筒を入れるなら水筒の高さ・太さを、体操着なら折りたたんだ状態のサイズを測るのがポイントですよ。

② 型紙を作る
測ったサイズをもとに、本体部分の型紙を作ります。
縫い代として上下左右に1〜1.5cmを足してください。

③ 布を裁断する
表布・裏布をそれぞれ裁断して、表布には接着芯をアイロンで貼りましょう。
接着芯を貼ることで布にハリが出て、仕上がりがきれいになりますよ。

④ 本体を縫う
表布と裏布を中表(内側を合わせた状態)に重ねて、返し口を残して周りをミシンで縫います。
返し口から表に返し、形を整えたら返し口を手縫いで閉じましょう。

⑤ 面ファスナーを付ける
バッグの内側上部に面ファスナーの片側を縫い付けます。
ランドセルのかぶせ側にも対応する面ファスナーを縫い付けると、パチっと取り外しできるサブバッグの完成です。

⑥ 仕上げ
バッグの口元にぐるりとステッチを入れると形がより安定しますよ。
実際にランドセルに付けてみて、位置を確認しながら調整してくださいね。

スタイル② ショルダーベルトに通す水筒ホルダータイプ

近年、ハンドメイド分野でとくに人気が高まっているのが、ランドセルのショルダーベルトに通して使う水筒ホルダータイプのサブバッグです。
水筒を入れてショルダーベルトにスルっと通すだけなので、お子さん自身でもつけ外しがしやすいのがうれしいポイントですよね。

作り方のポイント

  • 水筒のサイズに合わせた筒状の袋を作る
  • 上部にベルト通し用の輪っかを2つ作り、ランドセルのショルダーベルトに通す
  • 底部分は丸く縫うか、マチを付けると安定しやすい
  • 上部にゴムやドローコードを付けると、水筒が落ちにくくなる

ショルダーベルトに通す輪っか部分は、ベルトの幅よりも少し大きめに作るのがコツです。
きつすぎると通しにくくなってしまいますし、ゆるすぎるとくるくると回ってしまいますよね。ベルトの幅+0.5cm程度を目安にしてみてください。

スタイル③ 既存の手提げバッグをランドセル補助バッグに転用する方法

「ゼロから作るのはちょっとハードルが高い……」と感じている方さんには、この転用方法がおすすめかもしれませんね。
基本的な手順はとてもシンプルです。

  • 使っていない手提げバッグやポーチを用意する
  • ランドセルのかぶせや持ち手に引っかけるための「輪っかテープ」を縫い付ける
  • もしくは面ファスナーをバッグの上部に縫い付けてランドセルに固定する

「ミシンを使うのが久しぶりで自信がない」という方さんでも、留め具を縫い付けるだけなら比較的挑戦しやすいと思いますよ。
もともとしっかりした手提げバッグを使えば、生地の丈夫さも安心ですよね。

サイズを測るときに押さえておきたいこと

ランドセル本体のサイズを確認する

型紙を作る前に、必ずランドセル本体の寸法を測っておきましょう。
確認しておきたいのは以下の3点です。

  • ランドセルの幅(横のサイズ)
  • ランドセルの高さ(縦のサイズ)
  • ランドセルの厚み

とくにかぶせ(フタ)に面ファスナーで固定するタイプを作る場合は、かぶせの幅が重要になります。
バッグの幅がかぶせより大きすぎると、横にはみ出してしまいますよ。

入れたいものも測っておくと失敗しにくい

水筒、体操着、上履き袋……入れたいものが決まっているなら、それぞれのサイズをあらかじめ測っておくことをおすすめします。
「できあがったけど水筒が入らなかった」なんてことになってしまうと、せっかくの手作りがもったいないですよね。

入れる予定のものの中で一番大きいものに合わせてサイズを決めると、汎用性の高いサブバッグに仕上がりますよ。

ランドセルのサブバッグは手作りで十分対応できる

ここまで読んでくださったみなさんには、きっともう「ランドセル用サブバッグの手作り」がぐっと身近に感じられてきたのではないでしょうか。

改めてポイントをまとめておきますね。

  • 固定方法を先に決める(面ファスナー・ベルト通し・ゴムの3タイプから選ぶ)
  • サイズは必ず先に測る(ランドセル本体と入れたいものの両方)
  • 生地は丈夫なものを選ぶ(表布・裏布・接着芯の3層構造がおすすめ)
  • 安全面を考えた固定を意識する(体に当たりにくい位置に固定する)
  • 初心者さんは転用方法や面ファスナータイプから始めると作りやすい

近年は「手ぶら登校」をサポートするサブバッグへの注目が高まっており、ミシン初心者さん向けのシンプルな作り方も多く紹介されています。
「完璧に作らなきゃ」と思わなくていいんです。
まずはシンプルな形から作ってみて、使い勝手を確認しながら少しずつアレンジしていくのが、きっと一番楽しい作り方だと思いますよ。

お子さんが荷物を気にせず元気に登校できるように、ぜひ一緒に作ってみてくださいね。
「こんな形にしたい」「この布でかわいく作りたい」なんてイメージを膨らませながら、楽しんで取り組んでもらえたら嬉しいです。
きっとお子さんも、パパ・ママの手作りバッグを喜んでくれますよ。