
お子さんが学校から帰ってきたとき、「ランドセルに全部入らなかった」と荷物を手に持って帰ってくること、ありませんか?
水筒・体操服・折りたたみ傘……学校の持ち物って年々増えているような気がしますよね。
そんなときに役立つのが、ランドセルにつけるバッグです。
手作りと聞くと少しハードルが高く感じるかもしれませんが、実は作り方のポイントを押さえれば、裁縫初心者さんでも十分に作れるものなんですよ。
この記事では、ランドセルに取り付けるバッグの種類や、それぞれの特徴・作り方のポイントを丁寧に解説していきます。
「何を入れたいか」から選ぶ視点でまとめているので、きっと自分にぴったりの作り方が見つかりますよ。
ランドセルにつけるバッグは「何を入れるか」で選ぶのがコツ

ランドセルにつけるバッグには、大きく分けて3つのタイプがあります。
- サイドバッグ型:ランドセルの横に取り付けるタイプ
- 補助バッグ型:ランドセルを覆うように装着するタイプ
- ナップサック型:ランドセルの上から背負えるタイプ
どのタイプが向いているかは、「何を収納したいか」によって変わります。
まずは「水筒を入れたいのか」「体操服を入れたいのか」「折りたたみ傘を持ち歩きたいのか」を先に考えると、型紙やサイズも決めやすくなりますよ。
ランドセルにつけるバッグを作る前に知っておきたいこと

素材選びは「丈夫さ」を意識して
毎日使うものだからこそ、素材選びはとても大切です。
裁縫専門メディアや手芸系レシピサイトでも紹介されている作例を見ると、布帛生地・キルティング・接着芯などを使ったものが多く見られます。
キルティング生地はクッション性があって丈夫なので、水筒を入れるバッグにも向いていますよ。
接着芯を合わせると形がしっかりして、バッグらしい仕上がりになりますね。
固定方法は「取り外しやすさ」と「安定性」のバランスが大事
ランドセルに取り付けるには、いくつかの固定方法があります。
- 面ファスナー(マジックテープ)
- ゴムや紐
- アクリルテープ
- プラスナップ
- フック
特に面ファスナーを使った方法は取り外しが簡単で、初心者さんにも作りやすいと言われています。
ただし、サイドバッグの場合は歩行中にぶらぶら揺れないよう、ベルトや紐と組み合わせてしっかり固定する構成にすると安心ですよ。
サイズはランドセルに合わせて確認を
ランドセルの形状や厚みはメーカーによって異なります。
型紙を作る前に、かぶせ部分・背カン周り・横幅をきちんと測っておくと、取り付けたときにぴったりフィットしやすくなりますね。
もしかしたら「型紙通りに作ったのに合わなかった」という経験をされた方もいるかもしれませんね。
お手持ちのランドセルの実寸を基準にするのが、失敗しないための大切なポイントです。
タイプ別!ランドセルにつけるバッグの作り方

①サイドバッグ型:水筒・折りたたみ傘を入れたい方に
最近とくに人気が高まっているのが、ランドセルの横につけるサイドバッグです。
水筒ホルダー兼用のサイドバッグや、折りたたみ傘対応のサイドポケットなど、収納目的を絞った実用的な作例が多く見られます。
必要な材料の目安
- 表布(キルティング・布帛生地など)
- 裏布(好みで)
- 接着芯
- 面ファスナー(マジックテープ)
- アクリルテープ(固定用ベルトに使用)
- プラスナップまたはDカン
基本的な作り方の流れ
- 収納したいものを実際に測り、それを基準にサイズを決める
- 型紙を作り、布を裁断する(縫い代1cm含む)
- 接着芯を貼って、表布と裏布を中表に合わせて縫う
- 返し口から返して形を整え、口をミシンで押さえる
- ランドセルに固定するための面ファスナーやベルトを縫い付ける
水筒用なら直径+余裕を持たせた横幅・高さで作ると使いやすいですよ。
折りたたみ傘用は少し細長い筒状にすると、スッキリ収まりやすいですね。
②補助バッグ型:体操服・連絡帳など荷物が多い日に
体操服や連絡帳など、荷物がかさばる日に活躍するのがランドセルにかぶせる補助バッグ型です。
ランドセル全体を覆うように設計されているので、大きなものもまとめて収納できます。
バッグインバッグ型の連絡帳袋のように、既存のランドセルと併用しやすい設計のものも増えているんですね。
必要な材料の目安
- 表布(丈夫な布帛生地やキルティング)
- 裏布
- 接着芯
- 面ファスナー(かぶせ部分の固定に)
- ゴムテープ(背カン部分に通す場合)
- 持ち手テープ(必要に応じて)
基本的な作り方の流れ
- ランドセルの縦・横・厚みを計測し、型紙を設計する
- かぶせ部分とポケット部分に分けて布を裁断する
- それぞれのパーツを縫い合わせ、補助バッグの形を作る
- 背カン部分にゴムや紐を通す穴・ループを縫い付ける
- 面ファスナーでランドセルに固定できるように仕上げる
背カン周りはランドセルの構造によってサイズが異なるので、実際のランドセルを手元に置いてから型紙を作るのがおすすめです。
③ナップサック型:体育着などをまとめて背負いたい方に
ランドセルの上から一緒に背負えるナップサック型は、体育の日や習い事の道具が増える日にとても重宝しますよね。
ランドセルと一緒に背負える設計になっているため、手が自由になるのが大きなメリットです。
必要な材料の目安
- 表布(丈夫な帆布や布帛生地)
- 裏布(好みで)
- ひも(ナップサックの紐に使用)
- コードストッパー
- ループエンド
基本的な作り方の流れ
- 袋本体の型紙を作り、布を裁断する
- 表布と裏布を縫い合わせてバッグの形に仕上げる
- 袋口に紐通し部分を作り、ひもを通す
- ランドセルの上から背負える長さに紐を調整する
- コードストッパーとループエンドを取り付けて完成
ナップサック型は収納力が高く、体操服・上履き・お道具箱など、大きめのものも入れやすいタイプです。
縫製の工程はやや多めになりますが、パーツが比較的シンプルなので、ミシンに慣れてきた方にも挑戦しやすいですよ。
初心者さんが失敗しないための3つのコツ
コツ①:最初は面ファスナー主体の小物から始める
裁縫が初めてという方には、面ファスナーを使ったシンプルなサイドポケットや水筒ホルダーから始めるのがおすすめです。
縫製のボリュームが少なく、比較的短時間で仕上がりやすいですよ。
コツ②:入れるものを先に用意してからサイズを決める
実際に水筒・体操服・折りたたみ傘などを手元に置いた状態でサイズを考えると、「作ったら入らなかった」というトラブルを防ぎやすくなります。
「だいたいこのくらい」で進めるよりも、実物計測が確実ですよね。
コツ③:YouTubeの動画と合わせて参考にする
YouTubeでは、工程を細かく見せるランドセルバッグの動画解説が多く公開されています。
文字と写真だけではわかりにくい縫い方のコツや、布の折り方なども動画で確認できるのは心強いですよね。
ただし、投稿者によって寸法や耐久性の設計が異なることもあるので、複数の動画や手芸サイトを合わせて参考にするのがおすすめです。
この記事のまとめ
ランドセルにつけるバッグの作り方について、まとめてお伝えしてきましたが、いかがでしたか?
改めて大切なポイントを整理しておきますね。
- まず「何を入れたいか」を決めてからタイプを選ぶのが最短の近道
- タイプはサイドバッグ・補助バッグ・ナップサック型の3種類が主流
- 固定方法は面ファスナーやアクリルテープが安定性と取り外しやすさのバランスが取りやすい
- 素材はキルティングや布帛生地+接着芯の組み合わせが丈夫で仕上がりもきれい
- サイズは実際のランドセルを計測してから型紙を設計するのが失敗しにくい
- 初心者さんは面ファスナー主体のシンプルなものから挑戦するのがおすすめ
手作りのバッグは、お子さんの好きな柄や色で作れるのが何よりの魅力ですよね。
市販品にはない「世界に一つだけのランドセルバッグ」が完成したときの達成感は、きっと格別なものになると思いますよ。
「難しそう」と感じていた方も、今日ご紹介したポイントを参考にすれば、一歩が踏み出しやすくなりませんか?
まずは収納したいものを一つ決めて、小さなサイドポケットから作ってみるのもいいですよ。
きっとお子さんも、自分だけのオリジナルバッグをとても喜んでくれますよ。