
子どもが小学校を卒業したとき、ふと気になるのが「ランドセルってどうすればいいんだろう?」ということではないでしょうか。
捨てようと思っても、6年間一緒に過ごした思い出の品だからこそ、なかなか踏み切れない気持ち、きっと多くの方が感じているんですよね。
「ほかのご家庭はどうしているんだろう?」「捨てる人ってどのくらいいるの?」と気になっている方のために、この記事ではランドセルを捨てる割合を調査データをもとにわかりやすくお伝えします。
さらに、保管・寄付・リメイクなど、それぞれの処分方法の割合や、捨てるタイミングの目安まで一緒に確認していきましょう。
この記事を読み終えるころには、「うちはどうしようか」という答えが、きっと見えてくるはずです。
ランドセルを捨てる割合は?保管が最多、破棄は1〜5割とばらつきあり

結論からお伝えすると、ランドセルを捨てる(破棄する)割合は、調査によって6.6%〜50.6%と幅があります。
一方で、どの調査でも「保管している」という回答が最も多く、捨てることよりも手元に置いておくご家庭が多い傾向があるんですね。
「捨てる人が多いのかな?」と思っていた方には、少し意外かもしれませんね。
実際のデータを見ると、ランドセルへの愛着の深さが伝わってくるようです。
なぜ調査によって「捨てる割合」がこんなにも違うの?

「6.6%から50.6%って、差がありすぎる…」と感じた方も多いかもしれませんね。
実はこれには、いくつかのちゃんとした理由があるんです。
調査のタイミングによって結果が変わる
2022年に行われた調査では、卒業直後のご家庭を対象にしたものと、中学生以上の子どもを持つ親御さんを対象にしたものとで、大きく結果が違っていました。
卒業直後の調査では、「まだ決まっていない」と答えた方が48.2%と最多で、「保管する」が27.3%、「破棄する」はわずか6.6%でした。
一方、中学生以上の子どもを持つ親御さんへの実態調査では、「そのまま保管している」が71.5%、「破棄した」が14.7%、「寄付した」が6.0%という結果になっています。
つまり、卒業直後はまだ迷っている段階のご家庭が多く、時間が経つにつれて「やっぱり捨てた」「やっぱり保管し続けた」と判断が固まっていくようなんですね。
調査対象者(母集団)の違いが影響している
別の調査では「破棄した」が50.6%という高い数字が出ているものもあります。
これは調査の対象者層や、アンケートの設問の設計が異なることによるものとされています。
たとえば、「ランドセルをどう処分しましたか?」という設問に対して、「処分した人だけ」を対象にした場合と、「保管している人も含む全員」を対象にした場合とでは、当然ながら結果が変わりますよね。
こういった調査設計の違いが、数字のばらつきを生んでいるんですね。
ランドセルへの愛着が「すぐ捨てない」傾向を生んでいる
もう一つ、見逃せない背景があります。
ランドセルを6年間使用したと回答した方は、なんと93.0%にも上るというデータがあります。
6年間、毎日一緒に通い続けた相棒のような存在ですから、卒業後すぐに「はい、捨てよう」とはなかなかなれないですよね。
この愛着の深さが、保管率の高さや、処分のタイミングを遅らせる大きな要因になっているのかもしれませんね。
実際のデータで見る!処分方法別の割合まとめ

ここでは、複数の調査から得られた具体的な数字をもとに、ランドセルの処分方法ごとの割合を整理してみます。
「みんなどうしてるの?」という疑問に、データで答えていきますね。
【具体例①】卒業直後の親御さんへの調査(2022年)
2022年に行われた調査では、卒業後のランドセルをどうするか聞いたところ、以下のような結果が出ています。
- まだ決まっていない:48.2%
- 保管する:27.3%
- 破棄する:6.6%
この結果を見ると、卒業直後は「とりあえず保管」が多数派で、すぐに捨てるご家庭は少数派だということがわかりますね。
「どうしよう…」と迷っている方が半数近くいるというのも、なんだかほっとする数字かもしれませんね。
【具体例②】中学生以上の子どもを持つ親への実態調査
一方、時間が経ってから聞いた実態調査では、状況がガラリと変わります。
- そのまま保管している:71.5%
- 破棄した:14.7%
- 寄付した:6.0%
保管が7割超えという結果は、なかなか驚きではないでしょうか。
「捨てようと思ったけど、結局そのままにしてある」というご家庭が多いのかもしれませんね。
この調査では保管が圧倒的に多く、破棄は約15%にとどまっています。
【具体例③】破棄が多いとされる別の調査
また、別の調査では以下のような結果も出ています。
- 破棄した:50.6%
- 保管している:25.9%
- リメイクした:3.4%
この調査では破棄が過半数を超えており、先ほどの調査とはかなり異なる印象ですよね。
先述のとおり、調査の対象者や設問の違いが影響しているとされています。
ただ、リメイクを選んだ方が一定数いることも注目ポイントかもしれませんね。
捨てるタイミングはいつが多い?
処分や譲渡、リメイクをしたご家庭のデータを見ると、タイミングについても興味深い傾向があります。
- 卒業後すぐ(1か月以内):42.1%
- 卒業後1年未満:34.1%
処分を決めたご家庭の中では、卒業後1年以内に動いているケースが多いんですね。
「一度保管してみて、やっぱり場所をとるから処分しよう」というパターンも多そうですよね。
捨てる以外の選択肢も知っておこう
「捨てるのはもったいない気がする…」と感じる方も多いはずです。
実は、ランドセルには捨てる以外にもいくつかの選択肢があって、それぞれ一定数の方に選ばれているんですよ。
寄付する
調査では6.0%の方が寄付を選んでいます。
国内外の子どもたちにランドセルを届けるNPO団体や、支援団体への寄付が代表的なんですね。
「捨てるよりも、誰かに使ってもらいたい」という気持ちの方には、とても心が温まる選択肢かもしれませんね。
リメイクする
ランドセルの革をミニランドセルや財布・キーホルダーにリメイクするサービスが近年注目されています。
調査でも3.4%の方がリメイクを選んでおり、思い出をカタチに残したい方に人気の方法です。
「捨てたくないけど、保管するスペースもない」という方にとっては、ちょうどいい落としどころになるかもしれませんね。
譲る・おさがりにする
状態がよければ、兄弟姉妹や知人のお子さんに譲るという方法もあります。
「もったいない」と感じる気持ちをそのまま活かせる方法ですよね。
ただし、ランドセルは個人の使用感や好みが出やすいので、相手の意向を確認してから声をかけると安心ですよ。
まとめ:ランドセルを捨てる割合は1〜5割、でも保管が最も多い
ここまでをまとめると、ランドセルを捨てる(破棄する)割合については、以下のことが言えます。
- 調査によって6.6%〜50.6%と幅があり、一概には言えない
- 複数の調査で共通して「保管」が最多(71.5%、27.3%など)
- 卒業直後に捨てるご家庭は少なく、しばらく保管してから判断するケースが多い
- 捨てる以外に、寄付・リメイク・譲るなどの選択肢も一定数ある
- 93.0%が6年間使い続けており、愛着があるため「すぐ捨てない」傾向が強い
「周りはみんな捨てているのかな?」と思っていた方も、実は保管派が多数であることがわかったのではないでしょうか。
どちらが正解ということはなく、それぞれのご家庭の気持ちや状況に合った選択がいちばんですよね。
もしまだ迷っているなら、焦る必要はまったくありません。
「まだ決まっていない」と答えたご家庭が半数近くいることからもわかるように、卒業後すぐに答えを出さなくてもいいんです。
しばらく保管しておいて、気持ちが落ち着いてから「捨てる」「寄付する」「リメイクする」を選ぶ、それで十分だと思いますよ。
大切な思い出が詰まったランドセル、どんな選択をするにしても、納得いく形で区切りをつけられるといいですよね。
この記事が、あなたさんの判断の一助になれば、うれしいです。