
子どもが小学校を卒業して、6年間使ったランドセルをそろそろ処分しようかな、と思ったとき、「これって何ごみで出せばいいんだろう?」「どこのごみ捨て場に持っていけばいいの?」と悩んでしまうことってありますよね。
実は、ランドセルの捨て方は住んでいる地域によってかなり違いがあるので、なんとなく「燃えるごみかな」と思って出してしまうと、ルール違反になってしまうこともあるんですね。
この記事では、ランドセルをどのごみ区分で、どのごみ捨て場に出せばいいのかを、わかりやすく整理してご紹介します。
自治体ごとの具体的な例も交えながら解説しますので、記事を読み終えたあとには「うちはこうすればいいんだ」とすっきり解決できるはずですよ。
捨てる以外の選択肢も一緒にご紹介しますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
ランドセルの捨て場所と区分は、自治体ごとに異なります

結論からお伝えすると、ランドセルをどのごみ区分で、どこのごみ捨て場に出すかは、住んでいる自治体のルールによって異なります。
可燃ごみとして普通の集積所に出せる地域もあれば、不燃ごみや粗大ごみとして扱う地域もあるんですね。
ですから「きっと燃えるごみでいいだろう」と決めてしまわずに、まずはお住まいの自治体の公式情報を確認することがとても大切です。
自治体名と「ごみ分別」で検索すると、公式のホームページやFAQページが見つかることが多いので、ぜひ試してみてくださいね。
なぜ自治体によって捨て方が違うの?

「どうしてランドセルひとつで、こんなにルールが違うの?」と感じる方も多いかもしれませんね。
その理由を少し掘り下げてみましょう。
ランドセルの素材が分別を複雑にしている
ランドセルは、外側の合皮・本革・クラリーノなどの素材と、内部のプラスチックフレーム、そして金具やバックル類など、複数の素材が組み合わさった複合製品です。
そのため、自治体によって「まとめて燃えるごみ」と判断するところもあれば、「金具は不燃、それ以外は可燃」と分けるよう案内するところもあるんですね。
また、ランドセルは一般的に縦30〜40cm前後のサイズがあります。
自治体によっては「30cm以上は粗大ごみ」「50cm以上は粗大ごみ」などのサイズ基準が設けられており、そのラインに引っかかると粗大ごみ扱いになることがあるんですね。
ごみ処理施設の設備が自治体ごとに違う
各自治体はそれぞれ独自のごみ処理施設を持っており、施設の設備や処理能力によって分別基準が変わってきます。
「うちの市は何でも燃やせる施設があるから可燃でOK」という地域もあれば、「不燃物は別の施設で処理するから分けてほしい」という地域もあるんですね。
これが自治体ごとのルールの差につながっているわけです。
ごみ捨て場の種類も地域によって異なる
捨てる区分だけでなく、ごみを出す場所(ごみ捨て場)も地域によって呼び方や形式がさまざまです。
一般的には「ごみ集積所」や「ステーション」と呼ばれる場所が多いですね。
例えば神戸市では「クリーンステーション」と呼ばれる収集場所が地域ごとに指定されており、収集日の曜日や時間帯も決まっているとされています。
粗大ごみの場合は、ごみ捨て場に出すのではなく、事前に申し込みをして自宅前に出す収集方式を採用している自治体も多くありますよ。
自治体別の具体的な捨て方の例

ここでは、具体的な自治体の例をご紹介します。
お住まいの地域と同じ、もしくは近いケースを参考にしてみてくださいね。
大阪市の場合:サイズで分類が変わる
大阪市では、ランドセルの最長辺が30cm以内なら普通ごみ(可燃ごみ)、30cmを超えると粗大ごみとして扱われます。
ランドセルは多くの場合30cmを超えることが多いため、粗大ごみとして扱われるケースが多いかもしれませんね。
粗大ごみは事前に申し込みをし、処理券を購入してから指定の場所に出す流れになります。
横浜市の場合:基本は燃やすごみ、大きければ粗大ごみ
横浜市では、かばん類は基本的に「燃やすごみ」として出すことができます。
ただし、50cm以上のものは粗大ごみ扱いになります。
一般的なランドセルのサイズ(縦30〜35cm程度)であれば、燃やすごみとして出せる場合が多いとされていますが、念のず横浜市のごみ分別の公式情報で確認することをおすすめします。
渋谷区の場合:かばん類は粗大ごみ
東京都渋谷区では、ランドセルを含むかばん類は粗大ごみとして扱われます。
粗大ごみは電話やインターネットで事前に申し込みをしてから、指定日に自宅前などに出す方式が一般的です。
処理券(シール)をコンビニや区の窓口などで購入し、ランドセルに貼って出す流れになります。
広島市の場合:不燃ごみとして出す
広島市では、ランドセルは不燃ごみとして案内されています。
不燃ごみの収集日は可燃ごみとは別に設定されていることが多いので、収集カレンダーをしっかり確認してから出すようにしましょう。
まとめると「自治体によって本当にバラバラ」なんです
このように、同じランドセルでも「可燃ごみ」「不燃ごみ」「粗大ごみ」と、自治体によって分類がまったく違うことがわかりますよね。
「○○市に住んでいる友達は燃えるごみで出したよ」という情報を参考にしてしまうと、自分の住んでいる地域ではルール違反になってしまうこともあります。
必ずご自身の自治体の公式情報を確認することが大切ですよ。
捨てる前に確認したい注意点
ランドセルをごみ捨て場に持っていく前に、いくつか確認しておきたいことがありますよ。
ちょっとした準備で、スムーズに処分できますよ。
中身は必ず空にしておく
当たり前のようですが、ランドセルの中に教科書や文房具などが残っていないか、忘れずに確認しましょう。
ポケットの奥などに小物が残っていることもありますので、ひっくり返してしっかりチェックしてみてくださいね。
金具・金属パーツの扱いに注意
バックルやDカン、錠前など金属製のパーツは、自治体によって「不燃ごみに分ける」よう案内しているところもあります。
取り外せる金具は外してから出すとよい場合もあるので、お住まいの自治体のルールを確認してみてくださいね。
粗大ごみの場合は事前申し込みが必要
粗大ごみとして出す場合は、事前に自治体へ申し込みをしてから処理券(ごみシール)を購入する手続きが必要になることが多いです。
申し込みなしでごみ捨て場に出してしまうと、回収してもらえない場合もあります。
余裕を持って手続きをしておくと安心ですよ。
収集日や収集場所を事前に確認する
不燃ごみや粗大ごみは、可燃ごみと収集日が違うことがほとんどです。
収集カレンダーやアプリ、自治体のホームページで収集日をあらかじめ確認しておきましょう。
収集場所も、いつもの集積所が使える場合と、粗大ごみは自宅前や別の指定場所に出す場合があります。
捨てる以外の選択肢も考えてみませんか?
「6年間一緒に通学したランドセル、ただ捨ててしまうのはちょっと寂しいな」と感じる方もいらっしゃるかもしれませんね。
そういった場合は、処分以外の選択肢も検討してみてはいかがでしょうか。
寄付する
まだ使えるランドセルであれば、国内外の支援団体や学校などへ寄付するという方法があります。
発展途上国の子どもたちにランドセルを届けるNPO団体も多くあり、SDGsの観点からも注目されている選択肢のひとつです。
ランドセルに感謝を込めながら、誰かの役に立ててあげることができますよね。
リメイクする
最近では、ランドセルをコンパクトなミニチュアバッグや財布・名刺入れなどにリメイクしてくれる専門業者が増えています。
思い出の品として手元に残しておけるので、「捨てるのはしのびない」という方にはとても人気の選択肢です。
費用はかかりますが、一生の記念になりますよね。
フリマアプリや買取サービスに出す
状態の良いランドセルであれば、フリマアプリやリサイクルショップ、買取サービスを通じて売ることもできます。
特に有名ブランドのランドセルや、使用年数が少ないものは値がつくこともあるとされています。
処分費用をかけずに済むどころか、少しお小遣いになるかもしれませんね。
不用品回収業者に依頼する
「自分でごみ捨て場に持っていくのが大変」という場合や、他の不用品もまとめて処分したいという場合は、不用品回収業者に依頼するという方法もあります。
費用は発生しますが、自宅まで回収に来てもらえるので手間がかからないのがメリットですよ。
ランドセルの捨て方、まとめ
最後に、この記事のポイントを整理しておきますね。
- ランドセルのごみ区分と捨て場所は、自治体によって異なる
- 可燃ごみ・不燃ごみ・粗大ごみのどれになるかは、お住まいの自治体の公式情報で確認する
- 大阪市は30cm超で粗大ごみ、横浜市は基本燃やすごみ(50cm以上は粗大ごみ)、渋谷区は粗大ごみ、広島市は不燃ごみ、という違いがある
- 粗大ごみの場合は事前申し込みと処理券の購入が必要になることが多い
- 金属パーツの扱いも自治体ルールで確認する
- 捨てる前に中身を空にし、収集日・収集場所を確認しておく
- 捨てる以外にも、寄付・リメイク・売却・不用品回収という選択肢がある
「自治体名 ランドセル ごみ分別」で検索するか、自治体のホームページやごみ分別アプリを使えば、すぐに正確な情報が確認できますよ。
6年間、子どもの大切な毎日を支えてくれたランドセル。
きちんとした方法で、気持ちよく処分してあげたいですよね。
ぜひ今日、お住まいの自治体のごみ分別情報をチェックしてみてくださいね。
「えっ、うちはそのルールだったんだ」と新しい発見があるかもしれませんよ。