
「ランドセルって、誰に買ってもらうものなんだろう?」と、ふと気になったことはありませんか?
両親が買うのが当たり前なのか、それとも祖父母に頼むべきなのか、はたまた「母方の実家が買う」という昔からの慣習があるのか……。
子どもの小学校入学というおめでたい場面だからこそ、家族間で「誰が買うか」でモヤモヤしてしまう方も多いですよね。
この記事では、最新の調査データをもとに「実際の家庭ではどうしているのか」をお伝えしつつ、両家でトラブルなく決めるためのヒントもご紹介します。
読み終えるころには、きっと「うちはこうしよう」と自信を持って前に進めるようになっているはずです。
一緒に考えていきましょう。
ランドセルを誰に買ってもらうか、決まりはありません

まず結論からお伝えすると、ランドセルを誰に買ってもらうかに、明確なルールはありません。
父方の祖父母でも、母方の祖父母でも、両親でも、どの形でも問題ないとされています。
ただ、最新の調査データを見ると、祖父母が購入する家庭が全体の過半数を占めているという傾向があります。
2025年度入学向けの調査では、祖父母が購入した家庭が54.4%、両親が購入した家庭が41.5%という結果が出ています。
「祖父母に買ってもらうのが多数派なの?」と少し驚いた方もいるかもしれませんね。
とはいえ、4割以上の家庭は両親が購入しているわけですから、「祖父母に頼まなければいけない」ということでは全くありません。
大切なのは、家庭ごとの事情や気持ちに合わせて、無理なく決めることなんですね。
なぜ祖父母が買う家庭が多いのか

「祖父母が買うケースが多い」と聞いて、「なんで?」と思った方もいるかもしれませんね。
いくつか理由を一緒に見ていきましょう。
入学祝いとして贈るプレゼントの定番になっている
祖父母にとって、孫の入学は一大イベントです。
「何かプレゼントしてあげたい」という気持ちがある中で、ランドセルは「入学祝いの贈り物」として定番中の定番になっているんですね。
ランドセルは価格的にも3〜7万円前後のものが多く、「孫のために奮発してあげたい」という祖父母の想いと、ちょうど合いやすいアイテムでもあります。
お孫さんへの愛情をかたちにできる贈り物として、ランドセルはぴったりなんですね。
父方・母方どちらが買っても大丈夫
昔は「母方の実家がランドセルを買う」という慣習が一部地域に残っていたとされています。
ただ、現在の調査では、母方祖父母27.9%・父方祖父母27.9%と、ほぼ同じ割合になっているんです。
つまり、今の時代は父方・母方どちらが買うかよりも、「家庭ごとの合意」が最優先とされています。
地域の慣習よりも、各ご家庭の状況やご両親の意向を大切にするのが、今のスタンダードと言えるかもしれませんね。
「選ぶ人」と「お金を出す人」は別でいい
ここが実は大切なポイントです。
ランドセルの費用を誰が負担するかと、実際に商品を選ぶのが誰かは、別々でも全く問題ありません。
たとえば、「費用は祖父母が出してくれるけど、デザインや色はお子さん本人と親御さんで一緒に選ぶ」というスタイルが増えているんですね。
お子さんが気に入ったランドセルを、大好きなおじいちゃん・おばあちゃんにプレゼントしてもらえる——そんな形が、みんな嬉しい一番自然な流れかもしれませんね。
具体的にはどんなパターンがあるの?

では、実際の家庭ではどんな形でランドセルの購入を決めているのでしょうか。
よくある3つのパターンを見てみましょう。
パターン①:祖父母が購入費用を全額負担するケース
最もよく聞かれるパターンです。
「入学祝いにランドセルを買ってあげる」と祖父母から申し出てくれるケースですね。
この場合、事前にしっかりと予算の目安を共有しておくのがポイントです。
祖父母が思い描いている予算と、親御さんが希望するランドセルの価格帯がずれてしまうと、お互いが気まずくなってしまいますよね。
「だいたい○万円くらいのものを考えています」と事前に話し合っておくと、スムーズにいくことが多いですよ。
パターン②:両親が購入費用を負担するケース
調査では約41.5%の家庭が両親で購入しているとされています。
入学準備品のひとつとして、自分たちで選んで購入するスタイルですね。
「祖父母に頼むのは申し訳ない」「自分たちで決めたい」という想いがある親御さんも多く、このパターンも全くおかしくありません。
むしろ、祖父母には別の形でお祝いをしてもらう(ランドセルカバーや学習用品など)と、かえって関係がスムーズになることもありますよ。
パターン③:両家の祖父母と両親で費用を分担するケース
父方・母方の祖父母がどちらも「買ってあげたい」と言ってくれるケースもありますよね。
その場合、一方がランドセル、もう一方が学習机や文房具セットを贈るなど、役割を分担するパターンもあります。
両家がそれぞれ張り合ってしまうと、せっかくのお祝い事がトラブルの種になってしまうこともあります。
「どちらも気持ちよくお祝いに参加できる形」を、早めに相談して決めておくのが一番ですね。
両家でトラブルにならないために大切なこと
「誰が買うか」という問題で一番困るのは、事前の話し合いがないまま進んでしまうことかもしれません。
特に、両家の祖父母がそれぞれ「私が買ってあげる」と言い出してしまうようなケースは、こじれやすいですよね。
早めに「誰が買うか」を決めて共有する
ランドセルは今や早い家庭では入学の1年以上前から動き始めています。
「ラン活」とも呼ばれるほど、準備が早期化しているんですね。
だからこそ、購入者を誰にするかの相談も、できるだけ早い段階で行うのがおすすめです。
「おじいちゃんおばあちゃんに買ってもらおうと思っているんだけど、どう思う?」と自然に話題を出してみると、意外とスムーズに決まることも多いですよ。
予算・デザイン・選ぶ時期を一緒に共有する
購入者が決まったら、次は予算の目線合わせも大切です。
ランドセルの価格帯は幅広く、安いものから工房系の高価なものまでさまざまです。
「だいたいこのくらいの予算で考えています」「子どもが選びたいと言っているので、一緒に見に行きませんか?」と声をかけると、祖父母も一緒に楽しめますよね。
また、デザインや色は子ども本人の意思を尊重してあげることが大切です。
祖父母が良かれと思って先に購入してしまうと、お子さんが気に入らないというすれ違いが起きることもあります。
できるだけ一緒に選ぶプロセスを大切にしてあげてくださいね。
断りたい場合も、気持ちに感謝しながら伝える
祖父母が「買ってあげたい」と言ってくれても、「自分たちで選んで買いたい」という場合もありますよね。
そんなときは、頭ごなしに断るのではなく、気持ちに感謝しながら別の形でお祝いをお願いするのがスマートです。
たとえば、「ランドセルは私たちで準備しようと思っているので、学習机や文房具のお祝いをいただけると嬉しいです」という伝え方なら、祖父母も気持ちよく受け入れてくれやすいですよね。
お互いの気持ちを大切にしながら決めていきましょう。
この記事のまとめ
「ランドセルを誰に買ってもらうか」について、改めて整理してみましょう。
- ランドセルを誰が買うかに決まったルールはない
- 最新調査では祖父母が購入する家庭が約54%と過半数を占めている
- 両親が購入する家庭も約41%あり、どちらも一般的なスタイル
- 父方・母方どちらの祖父母でも割合に大きな差はない
- 「費用を出す人」と「選ぶ人」は別でも構わない
- 両家でのトラブルを避けるには早めの相談と予算・デザインの共有が大切
- 地域の慣習よりも家庭ごとの合意を優先するのが今のスタンダード
ランドセルを「誰に買ってもらうか」という問題に正解はありません。
一番大切なのは、家族みんなが気持ちよく、お子さんの入学をお祝いできることですよね。
「うちはどうしよう」と迷っているなら、まずはパートナーと軽く話し合ってみるところから始めてみてください。
きっと自然と答えは見えてきますよ。
お子さんの入学準備が、家族みんなの笑顔につながるものになると嬉しいですね。
ラン活はスタートのタイミングも早くなっています。
「まだ先の話かな」と思っていても、気づいたら人気のランドセルが完売していた、ということも珍しくありません。
誰が買うかが決まったら、早めに動き始めることをおすすめします。
素敵なランドセルとの出会いが待っていますよ。