
子どもの小学校入学が近づいてくると、「ランドセルって誰が買うんだろう?」「祖父母にお願いしてもいいのかな?」と、きっと頭の中でぐるぐると考えてしまいますよね。
父方・母方どちらの祖父母に相談すればいいのか、両家で費用をどう分けるのか、そもそも祖父母に頼むのは失礼にならないのか……気になることが次々と出てきてしまうかもしれませんね。
この記事では、ランドセル代と祖父母の関係について、最新の調査データを交えながらわかりやすくお伝えします。
読み終わるころには「うちはこうすればいいんだ」と、スッキリした気持ちで動き出せるはずですよ。
ランドセル代は祖父母が負担する家庭が多い

結論からお伝えすると、ランドセル代を祖父母が負担する家庭は、今の日本では過半数を占めています。
2025年度入学者向けの調査では、父方・母方の祖父母が購入する家庭の合計が54.4%、両親が購入する家庭は41.5%でした。
2026年4月入学者向けの調査でも、祖父母負担の合計は52.4%(父方祖父母27.9%、母方祖父母24.5%)、両親購入は44.2%という結果が出ています。
つまり、「祖父母にランドセルをお願いする」ことは、決して珍しいことではなく、むしろ多くの家庭で当たり前のように行われているんですね。
もし「こんなことをお願いしていいのかな」と遠慮していた方さんも、安心してもらえるかもしれませんね。
ただし、「必ず祖父母が買うべき」というルールは存在しません。
大切なのは、家族みんなで事前にしっかりと話し合うことなんです。
祖父母がランドセル代を負担する家庭が多い理由

なぜここまで多くの家庭で祖父母がランドセルを購入するのでしょうか?
背景にはいくつかの理由があります。一緒に確認してみましょう。
入学祝いの「定番」になっているから
日本では昔から、孫の入学を祝って祖父母がランドセルを贈るという文化が根づいています。
祖父母の側も「孫にランドセルを買ってあげたい」という気持ちを持っているケースが多く、両親からお願いしなくても「ランドセルは私たちが買うよ」と言ってくれることもありますよね。
この「入学祝い=ランドセル」という感覚は世代を超えて受け継がれているため、自然と祖父母が購入者になりやすいのかもしれませんね。
ランドセルの価格が高くなっているから
近年のランドセルは品質が向上した分、価格も上がっています。
相場は5万〜7万円程度とされており、家庭によっては10万円を超えるものを選ぶこともあります。
入学時期はランドセル以外にも、学用品・制服・体操服など、準備するものがたくさんありますよね。
そのため、祖父母に「ランドセルをお願いできると助かる」と感じている親御さんも多いのではないでしょうか。
祖父母も「何かしてあげたい」と思っているから
祖父母の立場から見ると、孫の入学はとても嬉しいイベントです。
「何か贈り物をしたい」「力になりたい」という気持ちが自然と湧いてくるんですね。
そういった祖父母の気持ちを受け取ることは、決して遠慮しすぎる必要はありません。
むしろ、きちんとお願いすることで祖父母も喜んでくれるケースがとても多いんですよ。
よくある3つのシーンと上手な対処法

ここからは、実際の家庭でよくある具体的なシーンをご紹介します。
「うちはどのケースに近いかな?」と考えながら読んでみてくださいね。
シーン①:父方・母方どちらに頼めばいいかわからない
「父方のおじいちゃん・おばあちゃんに頼むべき?それとも母方?」と悩む方さんは多いですよね。
実は、父方・母方どちらが買うべきかという決まりは存在しません。
ランドセル業界の専門家も「どちらが正解というルールはない」と繰り返し案内しているくらいです。
大切なのは、まず夫婦ふたりで方針を決めてから、祖父母に相談することです。
たとえば「今回は母方の祖父母にランドセルをお願いして、父方の祖父母には学習机をお願いしよう」という形で役割を分担するご家庭も多いですよ。
- 夫婦でまず話し合う
- 両家に重複しないよう早めに声をかける
- どちらかが希望を持っている場合はそちらを優先する
この3ステップを意識するだけで、スムーズに決まりやすくなりますよ。
シーン②:両家からランドセルを買うと言われて困ってしまった
これって、実はけっこうよくあるトラブルなんです。
父方の祖父母も母方の祖父母も、それぞれが「うちが買う」と思っていて、ランドセルが重複してしまいそうになるケースがあります。
こういった場合は、できるだけ早い段階で両家に現状を正直に伝えることが大切です。
「実は〇〇さんのほうにもお声がけしていまして……」と丁寧に状況を説明すれば、ほとんどの場合は理解してもらえますよ。
また、片方の祖父母にはランドセルを、もう片方の祖父母には学用品セットや学習机などをお願いする、というように役割を分担するのもおすすめです。
こうすることで、どちらの祖父母も入学準備に関わることができて、みんなが嬉しい結果になりやすいですよね。
シーン③:祖父母に断られた、または頼みにくい関係性がある
もしかしたら、「祖父母に頼みにくい事情がある」という方さんもいるかもしれませんね。
祖父母が体調を崩していたり、経済的な事情があったり、そもそも関係が疎遠だったりする場合もありますよね。
そういった場合は、無理にお願いせず両親が購入するという選択肢も全く問題ありません。
調査でも両親が購入している家庭は44.2%あり、珍しいことではありませんよ。
また、もし祖父母から「何かしてあげたい」と言われたとき、ランドセル以外の入学準備品(文房具・体育館シューズ・お道具箱など)をお願いするという方法もあります。
「ランドセルは自分たちで選びたいのですが、〇〇をお願いできると嬉しいです」と伝えると、角も立たず自然ですよね。
祖父母への相談で失敗しないための3つのポイント
祖父母へのランドセル相談をスムーズに進めるために、ぜひ意識してほしいポイントをまとめました。
①相談のタイミングは「早め」が鉄則
ランドセルの購入検討は、入学の約1年前から始まる家庭が増えています。
人気のランドセルは早期に完売することもあるため、遅くとも入学前年の春ごろには祖父母に話題を出しておくのが理想的です。
「まだ早いかな?」と思っていると、あっという間に人気商品が売り切れてしまうこともあります。
早めに動いておくと、お子さんが気に入った色やデザインを選ぶ余裕も生まれますよ。
②予算の確認は「価格を見せながら」自然に
祖父母へ相談するとき、「いくら出してください」と金額を直接指定するのは少しハードルが高く感じますよね。
そういうときは、実際のランドセルの商品ページや価格を一緒に見ながら話す方法がおすすめです。
「このあたりが気になっていて……」と商品を見せながら会話をすることで、自然と予算感を共有できますよ。
ランドセルの相場は5万〜7万円程度とされていますが、祖父母によっては「もっと良いものを買ってあげたい」と思っている場合もあります。
逆に、予算に限りがある場合もあるので、一方的に商品を選んでからプレゼントをお願いするのではなく、相談しながら一緒に決めていくのが一番スムーズですよ。
③夫婦で方針を統一してから動く
祖父母への相談の前に、まず夫婦ふたりで「どちらの祖父母にお願いするか」「費用はどう分担するか」を決めておくことが大切です。
夫婦間で意見がバラバラなまま祖父母に話すと、両家を巻き込んだ混乱につながることもあります。
「私たちの方針はこうです」とはっきり伝えられる状態で相談すると、祖父母側も安心して動けますよ。
この記事のまとめ
ランドセル代と祖父母についての要点を整理してみましょう。
- 祖父母がランドセルを購入する家庭は過半数(約52〜54%)を占めている
- 父方・母方どちらが買うかの決まりはなく、家庭ごとの話し合いが最優先
- 相談は早め(入学1年前〜前年春まで)に行うとスムーズ
- 予算は金額を直接指定せず、商品を見せながら自然に確認する
- 両家への重複購入トラブルを避けるため、夫婦で方針を統一してから動く
- 祖父母に頼まない選択も全く問題なく、両親購入の家庭も44.2%ある
大切なのは「どちらが買わなければいけない」というルールに縛られるのではなく、家族みんなが笑顔になれる方法を一緒に考えることですよね。
「うちはこうしよう」という答えが、きっとご家庭ごとに違っていていいんです。
それぞれのペースで、無理なく話し合っていけたら素敵だと思いますよ。
お子さんの入学準備が、楽しく温かい思い出になりますように。
まずは今夜、パートナーさんと少しだけ話題にしてみるところから始めてみませんか?
きっと、思ったよりもスムーズに話が進んでいくはずですよ。