
お子さんが「このランドセル、やっぱり好きじゃない」「色が気に入らなくなってきた」なんて言い出したら、親としてどうしたらいいか困ってしまいますよね。
高いお買い物だったし、まだ何年も使わなくてはいけないし、かといってお子さんが毎日嫌な思いをするのも見ていられない……。
実は、ランドセルの色を変えたいというのは、多くのご家庭が一度は直面する悩みなんですね。
この記事では、ランドセルの色を変える方法を4つのパターンに分けて、それぞれのメリットや注意点を一緒に確認していきます。
読み終わる頃には、お子さんの状況に合った選択肢がきっと見えてくるはずです。
ランドセルの色を変えるには4つの方法があります

結論からお伝えすると、ランドセルの色を変える方法は大きく分けて以下の4つです。
- ランドセルカバーを使う
- DIYで革用染料を使って自分で塗装する
- 専門業者に染色・塗装を依頼する
- 購入した店舗に交換・返品を相談する
この4つの中で、最も手軽で失敗リスクが低いのはランドセルカバーを使う方法です。
学校から特別な指定がなければ、まずはカバーで様子を見るのが現実的な第一歩といえるかもしれませんね。
なぜ「まずカバー」がおすすめなのか

元に戻せる安心感がある
ランドセルの色を変える方法を考えるとき、最初に意識したいのが「元に戻せるかどうか」という点です。
お子さんの気持ちは、また時間が経てば変わるかもしれませんよね。
カバーであれば、気に入らなければ外すだけでOKです。
DIYや業者による染色の場合は、一度色を変えてしまうと元に戻すのが難しくなることがほとんどです。
そういった意味でも、まずはカバーで「本当に色を変えたいのか」を確かめてみる方法はとても理にかなっているんですね。
子どもの気持ちは意外と変わりやすい
「このランドセルの色がいや」という気持ちも、新学期になってお友達に「そのカバーかわいい!」と言ってもらえるだけで、ガラリと変わることがあります。
子どもの感情は大人が思っている以上に流動的ですよね。
カバーを使うことで、お子さん自身が「自分でランドセルをカスタマイズできた」という達成感を味わえることもあります。
これがきっかけで、むしろランドセルに愛着が生まれることもあるかもしれませんね。
DIYには失敗リスクが伴う
DIYでランドセルの色を変える場合、革専用クリーナーで汚れを丁寧に落とし、金属部分をマスキングしてから薄く重ね塗りしていく、という流れになります。
手順としてはそれほど複雑ではないように見えるかもしれませんが、色ムラが出てしまう・思ったような色にならない・塗料が剥がれてしまうといった失敗リスクも現実的に存在しています。
また、塗装後すぐに使わずに完全乾燥を待つ必要があるため、タイミングにも注意が必要です。
厚塗りは剥がれの大きな原因になるとも言われているので、「思い切って塗ればいい」というわけでもないんですね。
4つの方法を具体的に見てみましょう

方法①:ランドセルカバーを使う
もっとも手軽にランドセルの色を変えられる方法です。
市販のランドセルカバーは、透明タイプから色・柄つきのデザインまでさまざまな種類があります。
学校によっては「交通安全カバー」を指定している場合もあるので、まずは学校のルールを確認してみてくださいね。
学校指定がなければ、お子さんと一緒に好きな色やデザインを選ぶのも楽しい時間になるかもしれません。
- コスト:数百円〜数千円程度と比較的リーズナブル
- リスク:ほぼなし(元に戻せる)
- こんな人に向いている:まず試してみたい人、子どもの気持ちが変わりやすい人
方法②:DIYで革用染料を使って自分で塗装する
「カバーだと中途半端」「しっかり色を変えたい」という場合に選ばれることがある方法です。
革用の染料や塗料を使って、自分でランドセル全体を塗り替えていきます。
手順の流れとしては次のようになります。
- 革専用クリーナーで表面の汚れや油分を丁寧に取り除く
- 金属パーツや塗りたくない部分をマスキングテープで保護する
- 染料を薄く、少しずつ重ね塗りしていく
- 完全に乾燥するまで使用せず、十分に時間を置く
ただし、仕上がりには個人差が大きく、革の素材や元の色によっては希望通りの色にならない場合もあります。
「やってみたら思っていたのと全然違った……」ということも起こりえますので、リスクを十分に理解した上でチャレンジしてみてくださいね。
- コスト:材料費のみ(比較的安価)
- リスク:色ムラ・剥がれ・色味のズレなどの失敗リスクあり
- こんな人に向いている:多少の失敗も受け入れられる人、DIYが好きな人
方法③:専門業者に染色・塗装を依頼する
「自分でやるのは不安だけれど、しっかり色を変えたい」という方には、専門業者への依頼という選択肢もあります。
革製品の染色・リペアを専門とする業者に依頼することで、DIYよりも安定した仕上がりが期待できるとされています。
費用はDIYより高くなりやすく、数千円〜数万円程度になることもあると言われています。
また、業者によって対応できる色や素材が異なるため、事前に問い合わせて確認することが大切ですね。
仕上がりの品質を重視したい場合や、高価なランドセルで失敗したくない場合には、専門業者への依頼が向いているかもしれません。
- コスト:数千円〜数万円程度(業者・内容によって異なる)
- リスク:DIYよりは低いが、完全な保証はない
- こんな人に向いている:品質重視の人、高価なランドセルを使っている人
方法④:購入した店舗に交換・返品を相談する
実は、購入したお店に相談することで、交換や返品対応をしてもらえる場合があります。
ただし、この対応はすべての店舗で共通しているわけではありません。
購入後の経過日数や購入時の状態、各店舗のルールによって対応が異なるため、まずはダメ元で問い合わせてみるのが良いかもしれませんね。
また、最近ではフラップ(かぶせ)部分だけを交換できるサービスを展開しているブランドも出てきています。
たとえばランドセルブランドの羽倉では、フラップだけを交換することでランドセルの印象を変えられるサービスが紹介されています。
ランドセルの本体はそのまま使えるので、コスト面でも比較的取り組みやすいかもしれませんね。
- コスト:交換内容によって異なる(要確認)
- リスク:対応してもらえない場合もある
- こんな人に向いている:購入直後で後悔している人、ブランド対応を確認したい人
最近はランドセルのカスタマイズ対応が広がっています
フラップ交換サービスという新しい選択肢
ランドセル業界全体を見渡すと、「購入後に見た目を変えたい」というニーズへの対応が少しずつ広がってきているんですね。
フラップ(かぶせ)部分だけを交換することで、ランドセルの色や雰囲気をガラリと変えられるサービスは、その一例といえます。
ランドセル全体を染め直すほどの大きな変更ではありませんが、最も目立つ正面の印象を変えられるため、見た目の変化としては十分に感じられる場合もあるかもしれません。
注文時のカスタマイズが充実してきている
オーダー系のランドセルブランドでは、背あての色を変更したり、素材を選んだりといった注文時カスタマイズを受け付けているところも増えています。
一方で、受注生産ブランドの中には、注文後のカラー変更を一切受け付けないと明記しているところもあるため、購入前にしっかり確認することがとても大切になってきています。
「買ってから変えよう」と思っていても、ブランドによっては対応してもらえないケースがありますので、購入前の確認は念入りに行ってくださいね。
ランドセルの色を変える方法のまとめ
この記事でお伝えしてきたことを整理すると、ランドセルの色を変えたいときの選択肢は大きく4つです。
- カバーを使う:最も手軽で失敗リスクが低く、元に戻せる
- DIYで塗装する:費用は抑えられるが、色ムラや剥がれのリスクがある
- 専門業者に依頼する:仕上がりの安定性が期待できるが、費用は高くなりやすい
- 店舗に交換・返品を相談する:対応してもらえれば理想的だが、全店共通ではない
どの方法が合っているかは、お子さんの気持ちの強さや、ランドセルの状態、予算によっても変わってきます。
まずは「元に戻せるか」「失敗したときのリスクはどのくらいか」を軸に考えてみると、選びやすくなるかもしれませんね。
最近ではフラップ交換サービスのように、色を変えるための新しい選択肢も生まれています。
「絶対に今すぐどうにかしないといけない」と焦らず、まずは今使っているブランドや購入店舗に問い合わせてみることも一つの手ですよ。
一歩踏み出してみてくださいね
「ランドセルの色を変えたい」という気持ち、きっとお子さんにとっても親御さんにとっても、切実な悩みだと思います。
毎日使うものだから、できれば気に入って使ってほしいですよね。
難しく考えすぎず、まずは一番ハードルの低いカバーから試してみることをおすすめします。
それでも解決しなければ、次のステップとして店舗への相談やDIY、業者依頼を検討してみてください。
お子さんが毎日「このランドセル好きだな」と思いながら登校できるように、今日の一歩が良いきっかけになりますように。
この記事が、少しでもお役に立てていたら嬉しいです。