ランドセルをしょうって方言なの?

ランドセルをしょうって方言なの?

「ランドセルをしょって行きなさい」って、お子さんに声をかけたことはありませんか?

もしかしたら、引っ越しや旅行先で「え、それって方言なの?」と驚かれた経験があるかもしれませんね。

実は「ランドセルをしょう」という表現は、標準語の「ランドセルを背負う」とは違う、地域特有の言い方なんですね。

この記事では、「しょう」という方言の使われ方や地域差、さらには九州の「からう」との違いまで、わかりやすくご紹介していきますね。
お子さんの入学準備や日常会話で「あれ?」と思った経験がある方にとって、きっと「そうだったのか」と納得できる内容になっていますよ。

「ランドセルをしょう」は東北地方の方言です

「ランドセルをしょう」は東北地方の方言です

「ランドセルをしょう」は、標準語の「ランドセルを背負う」を意味する東北地方の方言とされています。

特に青森県などで使われることが多く、地域によっては「しょる」という形で使われることもあるんですね。

標準語では「背負う(せおう)」と言うところを、「しょう」「しょる」と短く表現するのが特徴なんです。

なぜ「しょう」が方言だと気づきにくいのか

なぜ「しょう」が方言だと気づきにくいのか

子どもたちは方言と気づかない環境にいる

地域で生まれ育った子どもたちにとって、「ランドセルをしょう」は当たり前の表現なんですよね。

学校の先生も、お友達のお母さんも、みんなが同じように使っているから、それが方言だとは思わないんです。
むしろ、それが「正しい言い方」だと思って育っていくわけですね。

方言は生活の中に自然に溶け込んでいるので、大人になるまで気づかないこともよくあります。

親世代が初めて方言だと知るきっかけ

きっと、多くの親御さんたちは、インターネットやSNSで初めて「え、これって方言だったの?」と知ることが多いのではないでしょうか。

特に子どもの入学準備の時期、ランドセルについて調べているときに、偶然「しょう」が方言だと知ったという声が多いんですね。

他の地域出身のパートナーさんと結婚して、初めて「それ、通じないよ」と言われたという体験談も少なくありません。
義実家で「ランドセルをしょう」と言ったら、不思議そうな顔をされた、なんてエピソードもよく聞きますよね。

活用形のバリエーションがある

「しょう」という方言には、いくつかの活用形があるとされています。

  • しょう:「ランドセルをしょうね」
  • しょる:「ランドセルをしょってるの?」
  • しょって:「ちゃんとしょって行きなさい」

このように、標準語の「背負う、背負っている、背負って」と同じように変化するんですね。
地域によって「しょう」派と「しょる」派に分かれることもあるようですよ。

「しょう」を使う具体的な場面と例文

「しょう」を使う具体的な場面と例文

朝の登校前のシーン

「早くランドセルをしょって行きなさい」

これは東北地方の家庭で、朝よく聞かれる声かけかもしれませんね。
標準語だと「早くランドセルを背負って行きなさい」となりますよね。

子どもたちは何気なく聞いているこの言葉が、実は地域特有の表現だったんですね。

学校から帰ってきたとき

「ランドセルをしょったまま遊びに行っちゃダメよ」

帰宅後、ランドセルを置かずに遊びに行こうとする子どもに、こんな風に声をかけることもあるでしょう。
標準語では「ランドセルを背負ったまま」となるところですね。

カバンやリュックにも使える

「しょう」という表現は、ランドセルだけでなく、リュックサックやカバンにも使われることがあります。

「リュックをしょって出かける?」
「重い荷物をしょって大変だったね」

このように、背負う動作全般に使える方言なんですね。

九州では「ランドセルをからう」という表現も

「からう」ってどういう意味?

東北の「しょう」に対して、九州地方(特に福岡・長崎・佐賀など)では「からう」という方言が使われているとされています。

これも「背負う」という意味で、ランドセルやリュックを肩にかける動作を表すんですね。
「ランドセルばからう」「ちゃんとからいなさい」といった形で使われますよ。

九州出身者も方言だと知らなかった

面白いことに、九州出身の方も「からう」が方言だとは知らずに育った、という声が多いんです。

子ども向け掲示板でも「え、『からう』って言わないの?」と驚く投稿が見られるそうですね。
地元では当たり前すぎて、標準語だと思っていたというパターンなんですね。

九州方言ならではの表現例

「ランドセルばからっとかんではよなおさんね」

これは九州の方言を組み合わせた表現で、標準語に訳すと「いつまでもランドセルを背負ってないで早く片付けなさい」となるんですね。

「なおす」も九州方言で「片付ける」という意味なので、方言が重なると他の地域の方には全く通じないかもしれませんね。

地域によって違う「背負う」の言い方

東北地方の「しょう・しょる」

青森県を中心に、東北地方では「しょう」「しょる」という表現が使われているとされています。

Web上の声を見ると「東北出身で『しょう』が普通だった」という証言が多く見られますね。

九州地方の「からう」

福岡県、長崎県、佐賀県など、九州各地で「からう」が使われているようですよ。

博多弁としても知られていて、地元の方にとっては馴染み深い表現なんですね。

標準語圏では「背負う」

関東や関西などの都市部では、基本的に「背負う(せおう)」という標準語が使われていますよね。

ただ、地方から移住してきた方が多い地域では、様々な方言が混在していることもあります。

SNSやネットで話題になる「方言だと知らなかった」体験

入学シーズンに毎年話題に

3月から4月にかけての入学シーズンになると、SNSでは「#方言」「#ランドセル」というタグとともに、気づきの投稿が増えるんですね。

「ランドセルをしょうって方言だったんだ」
「ランドセルをからうが通じなくて驚いた」

こうした投稿が毎年のように見られるそうですよ。

子ども掲示板での議論

ニフティキッズなどの子ども向け掲示板でも、地域差に驚く投稿が多く見られるとされています。

「『からう』って言わないの?」
「『しょう』って言うよ!」

子どもたち自身が、インターネットを通じて初めて地域差を知る機会になっているんですね。

夫婦間での方言ギャップ

地域が異なる夫婦の間で、こうした方言の違いが話題になることも多いようですよ。

「夫が『しょう』って言ってて、何のことかわからなかった」
「妻の実家で『からう』と聞いて戸惑った」

こうした体験談は、ママさんブログなどでもよく見かけますよね。
家族ネタ、育児ネタとして共感を呼びやすいテーマなんですね。

まとめ:方言の豊かさを楽しもう

「ランドセルをしょう」は、東北地方を中心に使われている「背負う」を意味する方言なんですね。

同じように、九州地方では「からう」という表現があって、どちらも地域の方々にとっては当たり前の言葉として根付いているんです。

方言だと気づかずに使い続けていた言葉が、実は地域特有の表現だったと知るのは、ちょっとした驚きですよね。
でも、それって日本語の豊かさを感じられる素敵な瞬間でもあると思いませんか?

お子さんの入学準備でランドセルについて考えるこの時期、方言についても家族で話してみるのも楽しいかもしれませんね。

「うちの地域ではこう言うんだよ」「おばあちゃんの地元ではこんな言い方するんだって」と、言葉の違いを通じて、日本の地域の多様性を感じてみてください。

方言は、その土地の文化や歴史が詰まった大切な宝物なんですよね。
これからも大切に使い続けていきたいものですね。