
「ランドセルのイラストを描きたいけど、なんだかむずかしそう…」って思ったことはありませんか?
入学式のお祝いカードを手作りしたい方、子どもへのメッセージに添えたい方、学校のおたよりに使いたい先生や保護者の方など、ランドセルのイラストを描きたい理由はいろいろあるかもしれませんね。
でも実は、ランドセルっていくつかの基本図形を組み合わせるだけで、とても簡単に描けるんですね。この記事では、絵が苦手な方でも安心して取り組める書き方を、ステップ別にくわしくご紹介します。読み終わったころには「これなら描けそう」と感じていただけるはずです。
ランドセルのイラストは「四角+カーブ+丸」で描ける

結論からお伝えすると、ランドセルのイラストは「四角・カーブ・丸」の3つの形を組み合わせるだけで描くことができます。
特別な画力は必要なく、鉛筆と消しゴムがあれば今すぐ始められますよ。
「図形が描ければランドセルが描ける」と考えると、なんだかハードルが下がってきませんか?
なぜ図形の組み合わせで描けるの?

ランドセルをよく観察してみると、実はとてもシンプルな形で構成されていることに気づきますよね。
ここでは、なぜ図形の組み合わせでランドセルが描けるのか、その考え方を説明していきます。
ランドセルを「箱」としてとらえるのがポイント
ランドセルの形を一言で表すなら、「少し丸みのある箱」です。
この箱(直方体)を基本にして、フタや金具、肩ひもをプラスしていくと、あっという間にランドセルらしい形になるんですね。
特に立体感を出したいときは、サイコロのように3つの面が見える箱をイメージすると、奥行きのあるランドセルが描けるとされています。
最初は「真正面から見た平面のランドセル」から練習して、慣れてきたら立体に挑戦するという流れが、初心者さんにはおすすめかもしれませんね。
ランドセルらしさを出す4つの要素
ランドセルをそれらしく見せるためには、次の4つの要素を意識するといいとされています。
- 角の丸み:四角の角を少し丸くするだけで、ランドセルっぽさが一気に増します
- フタのカーブ:本体の上部にカーブした線を1本入れることで、フタ部分が生まれます
- 金具(ボタン):フタの中央に小さな丸を2つ描くだけで金具に見えます
- ステッチ(縫い目):フタや本体のふちに点線を入れると、革製品らしいリアルさが加わります
この4つを意識するだけで、「なんとなく四角い形」が「ランドセルらしいイラスト」に変わっていくんですね。
ステップで描くランドセルの書き方

それでは実際に、ランドセルのイラストをどのように描いていくのか、ステップ順にご紹介しましょう。
3つのパターンを紹介しますので、目的や好みに合わせて試してみてくださいね。
パターン①:真正面から見たシンプルなランドセル
一番簡単な描き方は、真正面から見たランドセルを平面で描く方法です。
おたよりのカットや子ども向けのイラストにぴったりですよ。
描き方の手順
- 縦長の四角を描く(角は少しだけ丸くする)
- 四角の上部に、少しカーブした横線を1本引いてフタのラインを作る
- フタのラインより上の部分が「フタ」、下が「本体」になります
- フタの中央に小さな丸を2つ描いて金具を表現する
- フタと本体のふちに沿って細かい点線を描くとステッチになります
- 本体の下部に細長い横線を2本引いて、底の厚みを表現する
これだけで、かわいいランドセルのイラストの完成です。
金具の形を「星」や「ハート」にアレンジするのも楽しいですよね。
パターン②:斜めから見た立体ランドセル
少し慣れてきたら、斜め角度の立体ランドセルに挑戦してみましょう。
人物の背中に背負わせるイラストや、入学式シーンのイラストによく使われる描き方ですよ。
描き方の手順
- 縦長の四角(正面)を描く。この四角がランドセルの「前面」になります
- 四角の右側(または左側)に、少し小さめの四角をくっつけて描く。これが「側面」で奥行きを表します
- 正面の四角の上部にカーブした線でフタを描く。側面にもフタのラインをつなげる
- 金具・ステッチを加えて仕上げる
- 背中側から出てくる肩ひもを、カーブした2本線で描く
肩ひもは、左右で少し形を変えるとリアルに見えますよ。
手前側はカーブした2本線で幅を表現して、奥側は半円のように簡略化するといいとされていますね。
パターン③:絵手紙・水彩スタイルのランドセル
「大人っぽい雰囲気の絵手紙に描きたい」「入学のお祝いカードにしたい」という方には、水彩スタイルがおすすめかもしれません。
描き方のポイント
- 筆ペンで輪郭(アウトライン)を描く。多少ゆがんでいても味が出るので気にしなくて大丈夫です
- 水彩絵の具やカラーペンで色を塗る。ムラが残っても「水彩らしさ」として生きてきます
- 光が当たる部分(上部)は薄めに、かどや下側に濃い色を重ねると自然な立体感が出ます
- 桜の花びらを周りに散らすと、入学式らしいほっこりとした雰囲気になりますよ
「うまく塗れなかった」と思っても、水彩はムラが味わいになるんですね。
失敗を恐れず、気軽に色を重ねてみてください。
色塗りと仕上げのコツ
ランドセルのイラストをより完成度高く見せるためには、色塗りの順番と影の付け方が大切になってきます。
色塗りの基本的な順番
色塗りは「上から下へ、明るい部分から暗い部分へ」という順番で進めると、きれいに仕上がりやすいとされています。
- まずフタの上部から明るめの色で塗り始める
- 次に本体全体を同じ色で塗る
- かどや下側・影になる部分に、少し濃い色を重ねる
- 最後に金具部分をゴールドや銀色で塗って完成
人気のランドセルカラーと色の選び方
ランドセルといえば昔は赤や黒が定番でしたが、近年はさまざまなカラーが増えているんですね。
イラストを描く際も、色のバリエーションを楽しんでみてください。
- 赤・ピンク系:明るく元気なイメージ。ランドセルの定番カラーで描きやすいです
- 黒・ネイビー系:かっこよくシャープな印象。影を入れると質感が出やすいです
- キャメル・ブラウン系:革らしい温かみのある雰囲気。絵手紙スタイルにぴったりです
- パープル・水色系:個性的でかわいらしい印象。お子さんのリアルなランドセルを再現したいときに
ステッチを加えると一気に本格的に見える
色塗りが終わったら、フタや本体のふちに沿って点線を描くステッチを加えてみてください。
これだけで「革製品らしさ」がグッと増して、絵全体の完成度が上がりますよ。
さらに、ステッチの上から少し濃い色を重ねると、縫い目のへこみ感が表現できるとされています。
「シンプルに仕上げたい」方はステッチなしでもかわいいですし、「本格的に見せたい」方はぜひ試してみてくださいね。
シーン別・用途別のアレンジアイデア
ランドセルのイラストは、描く目的によって組み合わせる要素を変えるとさらに雰囲気が出ますよ。
入学式イラストにしたいとき
ランドセルに加えて、桜の花びらや校門を描くと入学式らしい雰囲気になります。
桜は「丸の先端をハート型にくぼませる」描き方がよく紹介されているので、参考にしてみてくださいね。
- ランドセル+桜の花びら → 春らしいお祝いのイラスト
- ランドセル+子どもの後ろ姿 → 入学式の記念カード
- ランドセル+「おめでとう」の文字 → シンプルなメッセージカード
人物にランドセルを背負わせたいとき
女の子や男の子にランドセルを背負わせるとき、ランドセルを「背中に乗せた箱」としてイメージすると描きやすくなりますよ。
人物の背中にランドセルの形(3面見える箱)をくっつけるように描くと、自然な背負い姿になるとされています。
顔や体は「楕円+U字+カーブ線」などシンプルな形で描いておくと、ランドセルとのバランスも取りやすいですよ。
学校のおたよりやプリントに使いたいとき
先生や保護者の方が学校のプリントに使う場合は、できるだけシンプルな線で描くことが大切ですよね。
線の数を少なめ(5本以内を目安に)に絞ったミニマルなランドセルイラストにすると、印刷しても見やすく仕上がるとされています。
この場合は、ステッチや金具の細部は省略して、本体の形だけシンプルに表現するのがポイントかもしれませんね。
ランドセルのイラストはとっても描きやすい図形の組み合わせ
この記事でご紹介した内容を改めてまとめますね。
- ランドセルは「四角(本体)+カーブ(フタ)+丸(金具)」の組み合わせで描ける
- 角を少し丸くして、フタにカーブを入れるだけで「ランドセルらしさ」が出てくる
- ステッチ(点線)を加えると、一気に革製品らしいリアルさが生まれる
- 色塗りは上部を明るく、かどや下側を濃くすると自然な立体感が出る
- 入学式シーンや絵手紙など、用途に合わせてアレンジを楽しめる
絵が得意でなくても、手順を一つひとつ追うだけで、十分かわいいランドセルのイラストが描けますよ。
きっと「思ったより描けた」と感じていただけるはずです。
まずは鉛筆で、四角を1つ描くところから始めてみてくださいね。
一緒に、楽しくランドセルのイラストを描いていきましょう。