ランドセルのザラザラって何?

ランドセルのザラザラって何?

お子さんのランドセルを選んでいるときや、実際に使っているときに「表面がザラザラしている」と気づくことってありますよね。

展示会で触ったランドセルがザラザラしていて「これって普通なの?」と疑問に思ったり、使い始めて数ヶ月後に「最初はツルツルだったのに、なんだか手触りが変わってきた」と不安になったり。

実はこの「ザラザラ」には、もともとの素材の特徴としてのザラザラと、使っているうちに変化してしまうザラザラの2種類があるんですね。

この記事では、ランドセルのザラザラの正体や、素材ごとの違い、そして途中からザラザラしてきた場合の対処法まで、一緒に見ていきましょう。

「ザラザラ」=悪いことではありません

「ザラザラ」=悪いことではありません

ランドセルがザラザラしているのは、必ずしも劣化や不良品を意味するわけではありません

特に牛革を使ったランドセルは、もともと「ややザラザラした質感」が特徴とされているんですね。

むしろその質感が、ナチュラルな革の風合いとして多くの方に選ばれているポイントなんです。

ただし、もともとツルツルだったランドセルが途中からザラザラしてきた場合は、表面コーティングの摩耗や汚れの蓄積などが原因かもしれませんので、状況に応じたケアが必要になってきますよね。

なぜランドセルには「ザラザラ」と「ツルツル」があるの?

なぜランドセルには「ザラザラ」と「ツルツル」があるの?

素材によって質感が全然違うんです

ランドセルの素材は大きく分けて「コードバン」「牛革」「人工皮革」の3種類があるとされています。

それぞれ質感が異なっていて、触り心地にも特徴があるんですね。

コードバンは馬のお尻の革で、キメが非常に細かく「ツルツル」した質感が特徴です。

高級感があって光沢感も強く、触るとなめらかな感触が楽しめるんですね。

牛革は繊維がしっかりしていて、ややザラザラした手触りが特徴とされています。

人工皮革ほど均一ではなく、ナチュラルな細かな凹凸があるため「少しザラついた感じ」と表現されることが多いんです。

人工皮革は表面が均一でマットな質感。

軽くて扱いやすいのですが、革のようなナチュラルな凹凸は少ない傾向にあります。

「シボ加工」って何?

牛革の中でも特に「シボ」と呼ばれる加工が施されたものがあるんですね。

シボ加工とは、意図的に表面をザラザラさせる加工のことで、表面に細かな凹凸模様をつけているんです。

この加工にはメリットがたくさんあって、まず傷が目立ちにくいんですね。

表面に凹凸があるので、多少の小傷がついても目立たないんです。

また、落ち着いたマットな雰囲気があって、高級感のある見た目になるとされています。

「ボルサ」や「シボ」といった種類の牛革は、この「ザラザラした質感」がデザインの一部として評価されているんですね。

質感は好みの問題です

「ツルツルが好きか」「ザラザラでナチュラル系が好きか」というのは、本当に好みの問題なんですね。

どちらが優れているとか劣っているということではないんです。

コードバンのツルツルした高級感が好きな方もいれば、牛革のナチュラルな質感が気に入る方もいらっしゃいます。

人工皮革の軽さとマットな質感を選ぶご家庭も増えているとされていますよね。

途中からザラザラしてきた場合の原因

途中からザラザラしてきた場合の原因

もともとツルツルだったランドセルが、使っているうちにザラザラしてきた場合は、いくつかの原因が考えられます。

表面コーティングの摩耗

ランドセルの表面には、傷や汚れから守るためのコーティングが施されていることが多いんですね。

特に角やフチの部分は摩耗しやすく、トップコートが削れると下地のざらつきが指に伝わりやすくなるとされています。

毎日使うものですから、どうしても摩擦で少しずつコーティングが薄くなってしまうんですね。

細かな傷の蓄積

お子さんがランドセルを床に引きずったり、壁にこすったりすることってよくありますよね。

そうした日々の使用で、表面に小さな傷がたくさんついて「サンドペーパーのような触り心地」になることがあるとされています。

一つ一つは小さな傷でも、積み重なると手触りが変わってくるんですね。

汚れの固着

泥や砂、チョークの粉などが表面についたまま、濡れた状態で放置してしまうと、汚れが固まって表面にざらつきが残る場合があるんですね。

特に梅雨の時期や雨の日の後は、すぐに拭き取ることが大切かもしれません。

乾燥やひび割れ

本革のランドセルの場合、乾燥が進むと細かいひび割れが入って、手触りが一気に悪くなることがあるとされています。

革は生きた素材ですから、適度な保湿が必要なんですね。

特に冬場の乾燥する時期は、気をつけたいポイントかもしれませんね。

素材別の選び方のコツ

ランドセルを購入する前に、質感の好みをはっきりさせておくと選びやすくなりますよね。

とにかくツルツルが良い方

なめらかな手触りを重視したい方には、コードバンや、表面が非常になめらかな加工の人工皮革モデルが候補になりますね。

コードバンは高級感があって、触り心地も最高とされています。

ただし価格は高めで、重さもあるので、お子さんの体格や通学距離も考慮する必要がありますよね。

軽さも重視したい方

多少のザラザラは気にならないけれど、軽さを重視したいという方には、軽量な人工皮革(クラリーノなど)がおすすめです。

最近の人工皮革は品質が向上していて、「6年使ってもボロボロにならない」という検証情報も増えているとされています。

お子さんの負担を減らしたいご家庭に人気がありますよね。

ナチュラルな革の風合いを楽しみたい方

革製品ならではの経年変化や、ナチュラルな質感を楽しみたい方には、牛革(特にシボ加工)が向いているかもしれません。

「ザラザラ」がデザインや風合いとしてプラスに働くタイプなんですね。

傷も目立ちにくく、使うほどに味わいが出てくるとされています。

展示会や店舗で実際に触ることが大切

質感は写真では絶対に伝わりにくいんですよね。

ですから、展示会や店舗で実際に触ってみることをおすすめします。

お子さん自身が触って「これが好き」と感じるものが、きっと6年間大切に使えるランドセルになるはずですよね。

ザラザラしてきたときのお手入れ方法

軽い汚れやざらつきの場合

軽い汚れやざらつきなら、乾いた柔らかい布で優しく拭き取ることから始めてみましょう。

その後、素材に合ったクリームや保護スプレーでメンテナンスすることで、ある程度質感を回復できる場合があるとされています。

  • 牛革の場合:革専用のクリームで保湿する
  • 人工皮革の場合:専用のクリーナーで拭く
  • コードバンの場合:コードバン専用のクリームを使う

素材に合わないお手入れ用品を使うと、かえって傷めてしまうこともあるので注意が必要ですよね。

定期的なメンテナンスが予防になります

ザラザラになってから対処するより、定期的にお手入れすることで予防するのが一番かもしれませんね。

月に1回程度、乾拭きをして、必要に応じて保護スプレーをかけるだけでも、ずいぶん違うとされています。

深い傷や劣化の場合

表面コーティングが剥がれてしまった場合や、深い傷がついてしまった場合は、自分でのお手入れは難しいかもしれません。

メーカーの修理サービスや、6年間保証を利用することも検討してみてくださいね。

多くのランドセルメーカーは、6年間の修理保証をつけていますから、遠慮なく相談してみるのが良いと思います。

まとめ:ランドセルのザラザラは個性です

ランドセルの「ザラザラ」には、もともとの素材の特徴としてのザラザラと、使っているうちに変化してしまうザラザラがあるんですね。

牛革やシボ加工のランドセルは、もともとややザラザラした質感が特徴で、それが革らしい風合いとして評価されています。

一方、コードバンや人工皮革は比較的なめらかな質感が特徴とされています。

途中からザラザラしてきた場合は、表面コーティングの摩耗、傷の蓄積、汚れの固着、乾燥などが原因として考えられますよね。

定期的なお手入れで予防できることも多いので、素材に合ったメンテナンスを心がけることが大切かもしれません。

ランドセル選びでは、実際に展示会や店舗で触って、お子さんと一緒に質感を確かめることをおすすめします。

「ツルツル」が好きか「ザラザラ」が好きかは本当に好みの問題で、どちらが正解ということはないんですね。

お子さんに合った一つを見つけてください

6年間使うランドセルですから、見た目だけでなく質感も大切なポイントになりますよね。

「ザラザラ」も「ツルツル」も、それぞれに魅力があって、お子さんの個性や好みに合わせて選べるのが嬉しいところなんです。

もし今お使いのランドセルがザラザラしてきて心配なら、まずは素材を確認して、適切なお手入れをしてみてくださいね。

それでも気になる場合は、メーカーの保証サービスに相談してみると安心かもしれません。

これからランドセルを選ぶ方は、ぜひお子さんと一緒にいろいろな素材を触り比べて、「これがいい」と思えるものを見つけてくださいね。

きっと、お子さんにぴったりの一つが見つかるはずですよ。