パステルカラーの「パステル」の由来はことば検定で何が正解?

パステルカラーの「パステル」の由来はことば検定で何が正解?

「パステルカラーって、そもそも『パステル』ってどういう意味なんだろう?」と、ふと気になったことはありませんか?
特に、テレビ朝日の「ことば検定」でこのテーマが取り上げられたのを見て、「あれ、答えはなんだったっけ?」と調べに来た方も多いかもしれませんね。

パステルカラーといえば、春のファッションや可愛らしいインテリアでよく目にする淡くやさしい色合いのことですよね。
でも、その「パステル」という言葉の由来まで知っている方は、きっとそれほど多くないのではないでしょうか。

この記事では、ことば検定でも出題されるパステルの語源・由来を中心に、パステルカラーの意味や歴史まで、一緒にじっくり掘り下げていきますよ。
読み終わるころには、「パステル」という言葉への見方がちょっと変わるかもしれませんね。

ことば検定の正解は「粉を練り固めたもの」

ことば検定の正解は「粉を練り固めたもの」

テレビ朝日の「ことば検定」で出題される「パステルカラーの『パステル』の由来は?」という問題。
その正解は「粉を練り固めたもの」とされています。

「パステル(pastel)」は、もともと粉末の顔料を粘着剤で練り固めた棒状の画材を指す言葉なんですね。
つまり、色の名前ではなく、絵を描く道具の名前が語源というわけです。

これを知ると「パステルカラー」という言葉の成り立ちがぐっと面白くなりませんか?
なぜそんな意味になったのか、次のセクションで詳しく解説していきますね。

なぜ「粉を練り固めたもの」がパステルの語源なのか

なぜ「粉を練り固めたもの」がパステルの語源なのか

ここからは、「どうして画材の名前が語源なのか」をもう少し深掘りしてみましょう。
知れば知るほど、言葉って面白いなと感じてもらえると思いますよ。

「パステル」の語源はラテン語にさかのぼる

「パステル」という言葉は、フランス語の「pastel(パステル)」に由来するとされています。
さらにそのフランス語をたどると、ラテン語の「pastellus(パステッルス)」にたどり着くんですね。

この「pastellus」という言葉の意味が、まさに「小さなペースト=粉を練り固めたもの」なんです。
顔料の粉末に粘着剤や水を加えて練り、それを固めて棒状にしたものが「パステル」という画材でした。

画材のパステルは、チョークやクレヨンに近い仲間で、紙に直接こすりつけて描く画材とされています。
その独特の柔らかく淡い発色が、のちに「パステルカラー」という色の概念を生み出すことになったわけです。

「パスタ」や「ペースト」と同じ語源ってご存知でしたか?

ここが特に面白いポイントなんですが、英語の「paste(ペースト)」やイタリア語の「pasta(パスタ)」も、実は同じ語源から来ているとされています。

「練ったもの」「練り固めたもの」という共通のイメージが、こんなにも異なる言葉につながっているんですね。
毎日食べるパスタと、ことば検定に出てくるパステルカラーが同じ語源だなんて、なんだか不思議な感じがしませんか?

言葉の歴史って、日常のあちこちにひっそりとつながっているものなんですよね。

「パステルカラー」という言葉が生まれた流れ

では、「画材のパステル」がどうして「色の名前」になったのでしょうか。
その流れを簡単に整理してみますね。

  • もともと「パステル=粉を練り固めた画材」として17世紀頃から使われていた
  • パステルで描いた絵は、独特の柔らかく淡い中間色が特徴的だった
  • 「パステルで描いたような淡い色合い」という表現が生まれた
  • それが「パステルカラー」という色彩用語として定着していった

こうした流れで「画材の名前 → 色の名前」へと意味が広がっていったとされています。
言葉が新しい意味を持つようになる過程って、なんだかドラマチックですよね。

「パステルカラー」という言葉は意外と新しい

少し驚くかもしれませんが、「パステルカラー」という言葉自体は20世紀以降に広まった比較的新しい表現とされています。

一方で、「淡くやさしい色を美しいと感じる」という文化的な感覚は、中世から存在していたとも言われているんですね。
「概念は昔から、言葉は新しい」という対比が面白いですよね。

また、日本語の「パステルカラー」は和製英語とされており、英語圏では「pastel colors」や「pastel shades」などと表現されることが多いそうです。
これもちょっとした豆知識として覚えておくと、会話のネタになるかもしれませんね。

「パステルカラー」にまつわる具体的な豆知識3つ

「パステルカラー」にまつわる具体的な豆知識3つ

ここからは、パステルカラーに関するちょっと面白い豆知識を3つご紹介しますね。
知っておくと、ますますパステルカラーへの親しみが深まるかもしれませんよ。

豆知識① パステルカラーは「淡い中間色」のこと

「パステルカラー」と聞いてなんとなくイメージはできるけど、正確にはどんな色なのかって、改めて説明しようとすると意外と難しかったりしませんか?

パステルカラーとは、原色に白を混ぜたような、彩度が低く明度が高い淡い中間色を指すとされています。
具体的には、こんな色が代表例です。

  • 薄いピンク(ベビーピンク)
  • ベビーブルー
  • ラベンダー
  • ミントグリーン
  • クリームイエロー

「ただ薄い色」というよりも、「やわらかく、ほんのりくすみを感じる中間色」というニュアンスが正確に近いかもしれません。
この絶妙な淡さが、パステルカラーの魅力なんですよね。

豆知識② パステル画は17〜18世紀のヨーロッパで大流行した

画材としてのパステルは、17〜18世紀のヨーロッパ、特にフランスのロココ期に大流行したとされています。
その柔らかく華麗な色調が宮廷文化と結びつき、貴族たちの肖像画などに多く使われたと言われているんですね。

ロココ期の絵画といえば、繊細でエレガント、そして淡くやさしい色合いが特徴的ですよね。
あのふんわりとした雰囲気を生み出していたのが、まさにパステルという画材だったわけです。

現代の私たちが「パステルカラー=やさしい・可愛い・女性らしい」というイメージを持つのは、もしかしたらこの時代から続く文化的な感覚が影響しているのかもしれませんね。

豆知識③ 「パステル」には青色染料という別の意味もある

少し上級の豆知識ですが、フランス語の「pastel」には、植物染料の「大青(たいせい)」、英語でいう「woad(ウォード)」という青色染料を指す意味もあるとされています。

同じ「パステル」という単語でも、文脈によって意味が変わることがあるんですね。
ただし、日本語の日常会話やことば検定などでは、「画材」や「パステルカラー」の意味で使われることがほとんどですので、混乱しなくて大丈夫ですよ。

「同じ単語でも2つの意味がある」というのは、言語ネタとして面白いところですよね。
知っておくと、また一つ博識な気持ちになれるかもしれません。

豆知識番外編 パステルカラーの心理効果

パステルカラーは、見る人に柔らかく穏やかな印象を与えるとされています。
「やさしい」「かわいい」「甘い」「リラックス」といったイメージにつながりやすいと解説されているんですね。

ファッションの世界では「ガーリー」「フェミニン」なスタイルと相性が良く、インテリアでは「ナチュラル」「癒やし」をテーマにした空間づくりに活躍する色です。
春になるとパステルカラーのアイテムが増えるのも、そのやわらかな色合いが季節感と合っているからかもしれませんね。

まとめ:パステルの由来は「粉を練り固めたもの」

今回の内容を、最後にまとめてみますね。

  • 「パステル」とは、粉末の顔料を粘着剤で練り固めた棒状の画材のこと
  • 語源はラテン語「pastellus」で、「粉を練り固めたもの」という意味とされています
  • 英語の「paste(ペースト)」やイタリア語の「pasta(パスタ)」と同じ語源という見方もあります
  • ことば検定の正解は「粉を練り固めたもの(練り固めたもの)」
  • 「パステルカラー」は、パステルで描いたような淡い中間色を指す色彩用語で、画材名から生まれた表現とされています
  • 「パステルカラー」という言葉自体は20世紀以降に広まった比較的新しい表現で、日本語では和製英語とも言われています

「パステルカラー」という身近な言葉の裏に、こんなに豊かな歴史や語源が隠れていたんですね。
知ってみると、なんだか毎日の色の見え方が少し変わってくる気がしませんか?

次にことば検定でパステルの由来が出題されたとき、きっと自信を持って答えられると思いますよ。
また、家族や友人に「パスタとパステルカラーって実は同じ語源なんだよ」と話してみると、きっと話題が盛り上がるかもしれませんね。

言葉の語源って、調べてみると思わぬところでつながっていて面白いものです。
ぜひこれを機に、気になる言葉の由来をもっと探ってみてくださいね。