ランドセルの収納に必要な奥行きってどのくらい?

ランドセルの収納に必要な奥行きってどのくらい?

「ランドセルってどのくらいの奥行きがあるんだろう?」「ラックや棚を買いたいけど、どのサイズを選べばいいかわからない…」そんな風に悩んでいるさん、きっと多いのではないでしょうか。

ランドセルの収納は、サイズを間違えると「ラックを買ったのにはみ出してしまった」「棚に入らなかった」なんてことになりかねませんよね。
でも大丈夫です。この記事を読めば、ランドセル収納に必要な奥行きの基本から、設置場所ごとのおすすめサイズまでしっかり理解できます。
入学準備をスムーズに進めるために、一緒に考えていきましょう。

ランドセル収納の奥行きは「最低30cm・理想は40cm前後」が基本

ランドセル収納の奥行きは「最低30cm・理想は40cm前後」が基本

結論からお伝えすると、ランドセルを収納する家具(ラックや棚)の奥行きは、最低でも30cm、理想は40cm前後を確保するのが基本とされています。

ランドセル本体の外寸(収納時に必要なサイズ)は、一般的に高さ約34〜35cm・横幅約26cm・奥行き約20〜21cmほど。
この奥行き20〜21cmに対して、ゆとり分として5〜10cmを加えた値が「収納家具の推奨奥行き」になるんですね。

「ちょうどぴったりのサイズでいいんじゃないの?」と思うかもしれませんね。
でも実は、ぴったりすぎるとランドセルの出し入れがしにくくなったり、肩ベルトやフックが壁紙に当たってしまったりと、さまざまな問題が起こりやすいんです。
だからこそ、少し余裕のある奥行きを確保することが大切なんですね。

なぜ「奥行き30〜40cm」が必要なのか

なぜ「奥行き30〜40cm」が必要なのか

「なんとなくわかったけど、もう少し詳しく知りたい」という方のために、その理由を掘り下げて解説していきますね。

ランドセル本体のサイズを正しく把握しておこう

まず大前提として、ランドセルの実寸をきちんと把握しておくことがとても大切です。

一般的なランドセルの外寸の目安は以下のとおりです。

  • 高さ:約34〜35cm
  • 横幅:約26cm
  • 奥行き(厚み):約20〜21cm

たとえば中村鞄のランドセルは高さ35cm×横26.2cm×奥行21cmというサイズが公表されています。
また、肩ベルトやフックを含めると、収納時には幅26cm×高さ約40cm×奥行き約20cmを見ておくと安心とされています。

「うちのランドセルはちょっと大きめかも…」と感じる方は、実際にメジャーで測ってみることをおすすめします。
メーカーや商品によって多少サイズが異なるので、収納家具を選ぶ前に実測しておくと失敗しにくいですよ。

収納家具に「ゆとり」が必要な3つの理由

ランドセル本体の奥行きが約20〜21cmなのに、なぜ30〜40cmの収納家具が必要なのか。
その理由は大きく3つあります。

① 肩ベルトやフックのはみ出しを防ぐため

ランドセルを置いたとき、肩ベルトやサイドのフックが棚の外にはみ出てしまうことがあります。
はみ出た部分が壁紙をこすったり、通り道の邪魔になったりすることもありますよね。
奥行きに余裕があれば、そういったトラブルを防ぎやすくなるんですね。

② 子どもが出し入れしやすくなるため

ランドセルは教科書や水筒を入れると平均約6kgにもなると言われています。
奥行きがギリギリだと、子どもが取り出すときに力が入りにくくて大変なんですよね。
少し余裕のある奥行きがあれば、子どもでもスムーズに出し入れできるようになります。

③ 学用品を一緒に収納するスペースを確保するため

ランドセル単体ではなく、教科書・給食袋・習字道具・体操着など、学用品一式をまとめて収納することを考えると、奥行きが広いほど収納の自由度が高まります。
「ランドセルだけギリギリ入るサイズ」では、結局ほかの荷物が散らかってしまいがちなんですね。

ランドセルの「内寸(マチ幅)」も収納力に大きく関係する

「収納の奥行き」といえば、収納家具側だけに目が行きがちですが、ランドセル自体の内寸(マチ幅)も大切なポイントです。

ランドセルの内側の奥行き(大マチ)は、一般的に以下のような目安とされています。

  • 標準サイズ:約11cm前後
  • 荷物が多い場合に安心なサイズ:12.5cm以上
  • 大容量モデルの目安:13cm以上

実はこの奥行き、わずか1cmの差でノート約3冊分の収納量が変わるとも言われています。
最近はA4フラットファイルに対応した大容量モデルが主流になってきていて、マチ幅12〜13.5cmのランドセルが増えているんですね。
タブレットや水筒、給食袋まで一括で入れたい場合は、内寸の奥行きもしっかりチェックしておくといいかもしれませんね。

設置場所・状況別に見るランドセル収納の奥行き選び

設置場所・状況別に見るランドセル収納の奥行き選び

収納家具の奥行きは、どこに設置するかによっても変わってきます。
それぞれのシーンに合わせた奥行きの目安を見ていきましょう。

玄関・廊下に置く場合:奥行き28〜36cm程度のスリムタイプが◎

玄関や廊下は通路になっている場所なので、あまり奥行きのある家具を置くと邪魔になりがちですよね。
この場所では、奥行き28〜36cm程度のスリムタイプのランドセルラックが使いやすいとされています。

市販のランドセルラックの多くは奥行き28〜36cm程度で設計されているので、玄関・廊下に置くなら既製品のラックから選ぶのが現実的かもしれませんね。
ただし、奥行きが28〜30cmだとランドセルが少しはみ出る可能性もあるので、設置後の壁との距離も確認しておくと安心ですよ。

リビングに置く場合:奥行き40cm以上が理想

最近は「リビング学習」が広まっていて、ランドセルや学用品をリビングにまとめて収納するご家庭も増えていますよね。

リビングの場合は、ランドセル以外にも教科書・ノート・文具など学用品を一緒に収納することが多いので、奥行き40cm以上の収納家具が推奨されています。
建築士や収納系メディアからも同様の情報が出ていて、奥行き40cmあれば学用品一式をすっきりまとめやすいとされているんですね。

「リビングに大きな家具は置きたくない」というさんには、スリムタイプで圧迫感を抑えながら奥行き36cm前後を確保するのも一つの選択肢ですよ。

子ども部屋に置く場合:1人あたりの目安スペースを意識しよう

子ども部屋にランドセルラックや棚を設置する場合は、1人あたり幅40cm×高さ80cm×奥行き40cm程度のスペースがあれば、ランドセルと学用品を十分に収納できるとされています。

兄弟姉妹がいるご家庭では、「人数×幅40cm」を目安にスペースを確保できると理想的ですね。
また、子どもが自分で管理しやすいように、ランドセルを収納する位置は子どもの頭より高くならないようにすると、安全面でも安心できますよ。

ランドセル収納の奥行き選び、具体的な3つのシーン

「理屈はわかったけど、実際にどう選べばいいの?」というさんのために、具体的なシーン別で考えてみましょう。

シーン①:入学前に初めてランドセルラックを購入する場合

入学準備で初めてランドセルラックを選ぶ場合は、まず購入予定のランドセルの外寸(奥行き)を確認しましょう。
一般的に奥行き約20〜21cmなので、収納家具の奥行きは30cm以上を目安に選ぶと安心です。

さらに、教科書・ドリル・給食袋・体操着袋なども一緒に収納することを考えるなら、奥行き40cm前後のタイプを選ぶのがおすすめです。
「今はランドセルだけでいいかな」と思っても、学年が上がると荷物はどんどん増えていくものですよね。
少し余裕のあるサイズを選んでおくと、長く使えてコスパも良いかもしれませんね。

シーン②:すでに家にある棚やカラーボックスを活用したい場合

「新しい家具を買わずに、家にある棚を使いたい」というさんも多いと思います。
その場合は、棚の奥行きを測ってみてください。

  • 奥行き28〜30cm:ランドセルを横向きに置くとギリギリ入る。肩ベルトがはみ出る可能性あり
  • 奥行き30〜36cm:ランドセルを置けるが、少し余裕が少なめ
  • 奥行き40cm以上:ゆとりを持って収納でき、学用品も一緒に置きやすい

カラーボックスは一般的に奥行き28〜30cm程度のものが多いので、ランドセルの収納には「ちょっとギリギリ」なことが多いんですよね。
仮置き程度ならOKですが、長期的にはもう少し奥行きのある家具を使ったほうが使い勝手が良さそうです。

シーン③:兄弟姉妹分のランドセルをまとめて収納したい場合

お子さんが2人・3人いるご家庭では、兄弟姉妹分をまとめて収納できるワイドタイプのラックを選びたいですよね。
ワイドタイプのランドセルラックでも、天板の奥行きは約26〜28cm前後のものが多いとされています。

兄弟分をまとめて収納したいなら、奥行き40cm前後のワイドな収納棚を選ぶか、1人1台スリムラックを用意するかのどちらかが現実的な選択肢かもしれませんね。
「1人あたり幅40cm×高さ80cm×奥行き40cm」という目安を参考に、必要なスペースを計算してみてください。
子どもの人数×40cmの幅があれば、それぞれのランドセルスペースを確保できますよ。

まとめ:ランドセル収納の奥行きは「余裕」が大切

この記事でお伝えしてきたことを、最後に整理しておきますね。

  • ランドセル本体の外寸の奥行きは約20〜21cmが一般的
  • 収納家具の奥行きは最低30cm、理想は40cm前後が基本
  • 玄関・廊下には奥行き28〜36cm程度のスリムタイプが使いやすい
  • リビングや学用品と一緒に収納するなら奥行き40cm以上が推奨
  • 子ども1人あたりの目安スペースは幅40cm×高さ80cm×奥行き40cm
  • ランドセル自体の内寸(大マチ)も1cm差でノート3冊分の収納量が変わる

ランドセル収納で「ぴったりのサイズ」を選ぼうとすると、意外と後悔しやすいんですよね。
収納には「ゆとり」がとても大切で、少し余裕を持ったサイズを選ぶことで、子どもが自分で出し入れしやすく、片付けも習慣化しやすくなります。

入学準備は考えることがたくさんあって大変ですよね。
でも、ランドセルの収納スペースをしっかり確保しておくだけで、毎日の朝の準備がぐっとスムーズになるはず。
ぜひ今回の目安を参考に、お子さんが使いやすい収納スペースを一緒に考えてみてくださいね。
きっと「選んで良かった」と感じられる収納環境が整えられると思いますよ。